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新社会人として

わたしはワークライフバランスだとライフ7、ワーク3くらいなもので。

働くのはたぶん人生の暇つぶしに近い。
コロナで、zoomでオンライン授業になったり、レポート提出だけになったりと大学の授業がなくて、バイトもしてなくてずっと1人で家にいた時、とても暇だった。
YouTubeやNetflixをずっと見ていて、それにも飽きて、鬱々としていた。田舎に住んでいるからこそ、帰ってきたらと言えない親からの申し訳ないなあという気持ちが詰まった仕送りのおかげで、恵まれていたからこそお金にも困ってなかったけど、それでも私は1人でポツンといる家で沈んでいた。

最低限でちょっと楽しみがある生活ができるなら、それで十分という人もいれば、多くお金を稼いでいっぱい使いたいという人もいる。

生活、というか会社人生には向き不向きがあって、自分がどんな感じでワークライフを計画したい人なのかよくよく見極めなければならない。

バリバリ仕事をしたい人もいれば、ゆったりプライベートを充実させたい人もいる。

どっちの人なのかなくらいは自分の中で分類するくらいはやっておくと楽だよね。


コロナは私たちから、大学生活の楽しみを奪い、自分と向き合う時間をいやがおうにも取らざるを得なくなった。

自分と向き合うことはとてもしんどいことだけれども、自分を客観的に見ることはとても大事で、ある程度言語化しておくと気持ちが楽というメリットもある。

自分を分類してラベル付けすることは、自分の可能性を狭めることにつながるのかもしれない。

だがソシュールが言うように、名をつけることで存在が浮かび上がる、存在を感じることができる。

だからこそ私は細かく自分の取り扱い説明書を作るように私を構成する色々なピースに名前をつける。つけ続けていく。

私はお金があって困っていないけれど、何かやることがないとか暇がずっとあるのは無理なタイプだとラベルを張っている。
だから時間と労働力を売ってお給料もらってるイメージプラスやりがいもあればなおよしみたいなイメージで今働いている。

ある程度、必要とされたいけれど、私の代わりがいる仕事がいい。
簡単にすげ替えられるのは嫌だけど、それでも私がいなくても成り立つ仕事がいい。

とてもめんどくさいことだけれど、私は仕事に暇つぶしと、やりがいを求めている。

やる気がないわけではないし、やりがいが欲しいからある程度頑張ると思う。
でも頑張りすぎないことが重要で、すこし人に認められたら嬉しい。


人生4割で生きたらいいよという言葉をどこかで聞いた。
そうよね、4割っていいね、頑張れる時に頑張ってみて、でも無理な時は自分を優先すればいいから。


そもそも生まれてきたいと思ってこの世に生を受けたわけではないし、気づいたら生まれていた、親が大切に育ててくれ、勝手にからだは成長して、身長も体重も数値が大きくなってきた。

生命の喜びなんてないけど、私は痛いのも苦いのも熱いのも苦手。だから、死なないだけ。どうせ生まれちゃったなら今より良くなりたくて、頑張れる時は頑張って、無理な時にはやすんで。

労働することは、資本主義のこの世界では必要なことだ。
最低限のお金がなければ、生きてゆけない。
生きていくには最低限のお金が必要なのだ。
暇つぶしにもある程度のお金が必要だ。

もちろん労働することはとてもしんどくてとても嫌だ。でも多分仕事を辞めればまた暇な時間ができてしまうから私には向いてない。

自分の好きなものを買ったり、だいすきな友と遊んだりしながらゆるゆるな事務職で人生を暇つぶししながらお給料をもらい、やりがいが少しであれば嬉しい。

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