2023年7月22日で5周年を迎えました!
おかげさまで5周年を迎えることができました。よく続けることができました。ありがとうございます。
5年前の店舗はこんな感じでした。
大家さんの三二商店さんは、昭和8年創業の陶器の貿易をされている会社です。当初、SUNNYチャイナとういう名前だったのですが、戦争でSUNNYを日本名にせざるを得なくなり、三二商店(さんにしょうてん)と名付けられたそうです。国内販売もされていましたが、貿易が忙しく1階の店舗は使われておらず、ご縁があって「tunagu」を開店させていただきました。
改装前の計画
出来上がった店舗です。写真なのですが、ガラスが多いため日中だとよく映らないということで、夜の撮影になりました。
机やタンスはもともと三二商店さんのお店にあったものを使わせていただきました。机は、焼き物の絵付けに使用していたもので、絵の具のあともあじわい深いものです。
同じ家具でも、内装が変わると見え方が変わりました。
そして、三二商店さんの倉庫の在庫を中心にうつわを並べました。
手ごろな豆皿が中心でした。
認知度をあげるイベントの開催、見やすいように店のレイアウトをかえたりと試行錯誤の時期です。このころ最初の中央にテーブルを並べたレイアウトから、テーブルを分けました。
お客様が動き回れることや商品のアイテムを増やしました。
季節商品を取り入れ、蚊取り豚、鍋を取り扱うようにしました。
三二商店さんの倉庫で掘り出したものの窯元へ伺って仕入れたり、新たな窯元のもとも訪問しました。自分が日常使いをしたいもの探しです。
イベントに参加してくださった作家さんの商品もスポットで展示しました。
手ごろに手に取れる、豆皿から始めましたが、箸置きもどんどん種類が増えていきました。
最初に比べたら商品数が増え、展示の棚も足りなくなり、アンティークの棚を購入して追加したり、もともとあった机に布張りの板を張り出させて、豆皿を置くようにしたり、モビールを飾ったりと楽しくなる店内に工夫しました。一番は自分たちが楽しくなることが第一でした。
窯元さんにオリジナルのうつわを作っていただいたり、木曾の職人さんに和せいろを作っていただいたりと新たな試みもはじめました。
5年目のお店はこんな感じです。家具の場所は落ち着きましたが、展示の商品は新しいものが入ったり、季節物が入ると移動させています。
改めて、振り返ると試行錯誤の日々を思い出しました。お店の売れ筋も変化しているのは、お店が変化しているかもしれません。自分が使いたいもの、いいなと思うものも変化しています。
イベントもコロナでできなかった時期もありましたが、9回目を開催することができました。
ホリリンの野菜販売。とまとの加工品も準備してくれました。
2回目の参加、春日井のクラフトビールのバタフライブルワリーさんは、生ビールの販売まで!私に余裕がなくて写真があまりないのが残念。。。
知多木綿を使ったOSOCUさんの洋服の販売。いらしていただいた方に丁寧に商品の説明をされて、試着もして良さを体験できていました。
お菓子とパンの販売。素材にこだわった丁寧なものづくりは共感します。顔が見えた商品はとても嬉しいです。
マングローブさんの商品と鳥羽の商工会議所の商品、消しゴム判子のワークショップ。マンツーマンで自宅でもできるところまで。
午前と午後の2部で子供も大人も楽しんでいただけました。
お客様のお越しは正直少なかったです。雨が続いた後の晴れた日で、遠くにお出かけられた方、ドームでの野球の試合が重なって、臨時の駐車場が用意できなかったので、車でいらした方が駐車できなかったことも原因だと思われます。ただ、いらしていただいた方は顔なじみの方が多く、出展者さんとの話が弾んでいたのは、よかったです。
目指してきていただく店、イベントは、一朝一夕にはできないですね。
しかし、回を重ねるごとに出店者の方とお客様の交流に心温まるものを感じ心がうふふっと喜びました。
また、出店される方のものづくりに対する想い。それが現れた商品。だからこそ、並べて売るのではなく直接ご説明すること。その姿勢が共感できる人たちの集まりになればいいと改めて思いました。
6年目のスタート。ここまで続けてこれたのは、大家さんをはじめ多くの方にささえられてきたからです。
tunaguには、「うつわでつなぐ人と時間」。とキャッチコピーがついていますが、私たちが一番ひととのつながりに助けられているのだと思います。
ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いいたします。
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