1on1について僕が思うことをつらつらと語る

はじめまして。

とある会社でエンジニアをしている「つなまよ」と言います(ㆁωㆁ*)

ふと 1on1 についていろいろ思いがあったので淡々と書き連ねるとします。

※ あくまでこれは個人の意見であり、団体及び会社の意見ではありません。また絶対にそうだとは思いません。

またこの記事は 2354文字 あります。

◯ 1on1のを始める前に...

『1on1』は基本的に以下のような組み合わせが多いと思います。

・ チームのリーダー x メンバー
・ マネージャー x メンバー
・ メンター x メンバー
・ PO メンバー

基本的に、上司の方との1on1がメインになるかなと思います。

上司の方は1on1を通してメンバーの以下のようなことを知りたいはずです。

・ メンバーのモチベーション
・ 何にやりがいを感じているのか
・ 不安の種はあるのか
・ やりたいことはあるか
・ 不満や辛いことはないか
...etc

メンバーは上司の方に上記のことを聞かれて淡々と日々の事を整理しながらお話を始めると思います。

そこで1つ上司の方へ質問があります。

メンバーの方は本心を言えている状態なのでしょうか?

メンバーが嘘を言っているという話ではありません。
脳内で取捨選択をして
「これは迷惑になるかもしれないから言わないでおこう」とか
「言いづらいな...」とか
そういった事を感じさせてはいませんか?

とはいえ上司の方が
「私との1on1は話しやすいか?」
と聞いてもメンバーはお世辞しか言えないと思います。

何が言いたいかというと、
『1on1を始める前に相手との関係性を見直してみよう』
というお話です。

◯ 親や先生と友達に聞かれるのでは回答が異なる

自分は父とそこまで会話をしないので、2人きりになるのは少し緊張してしまいます。

そんな父に
「最近はどうだ?仕事は上手くいっているか?悩みはあるか?」
と言われても心配をかけないようにするために
「仕事は順調だよ。悩みも特に無いし毎日が楽しいよ」
と回答すると思います。

嘘はついていません。
ただ全てをさらけ出してはいないのです。
確かに毎日は楽しいけど辛いこともあります。
父はきっとそういった事も知りたいんじゃないかなと思います。

これが友達だとどうでしょうか?
「最近悩みある?」と聞かれずとも
「聞いてよー!」と自分から言いにいくこともあると思います。

自分の場合は母には悩みなどを打ち明けやすく、プライベートの悩みなどを話すことも多々あります。

この違いがなぜ生まれるのでしょうか?

恐らく コミュニケーションの数 では無いでしょうか?

対話を重ねれば重ねるほど親しい関係は築けると思います。
とはいえ友達と同じ関係性を職場で築くのは難しいです。
(その状態は逆に危険だと思います。)

話しやすい人と話しにくい人と
脳内で勝手に選別してしまっているんじゃないかなと思っています。
それはきっとコミュニケーションの数や雰囲気に依存するのではと思っています。

◯ 普段のコミュニケーション

普段の コミュニケーションの数 が少ないのにも関わらず
悩みがあると聞かれてもなかなか答えられません。

まずは、対話の数を増やしたり、関わる回数を増やしてみたりしてみてください。
これは心理学的にも 単純接触効果 と呼ばれ印象が良くなる傾向があります。

単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。
初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。
                                                                         ウィキペディア(Wikipedia)

そして適度に煽り合えるくらいの仲になると、
『1on1』でも悩みなどを打ち明けられるような関係になるのではないでしょうか?

◯ 親と子の関係に似ている

家にいつもいる母親には話がしやすく
あまり家にいない父には話しづらい。
母親にも父親にも敬意は同じく示している。

上司が母親みたいな状態が理想なのかもとふと思いました。
多分これって関わりの数が多いからですよね。

またメンバーが増えてくると、
マネージャー の 1on1 の量が増え忙しくなってしまいがちです。

メンバーはそういうのも察してしまいます。

親と子の関係と同じなのです。

親の忙しさを察してしまい
心配をかけまいと振る舞ってしまう可能性もあります。

そういった時は 1on1 のやり方を見直しましょう。

チームリーダーと 1on1 を行うようにしてもらい
各メンバーの状態の報告を チームリーダーがマネージャーに報告するといった
ツリー構造型の1on1などをしてみてはいかがでしょうか?

状況報告は1on1ではなく別の時間を取ってやると良いでしょう。

新しく入った人の例だと
メンターが新しく入った方と1on1行いメンターがチームリーダーに報告
チームリーダーは他の方との1on1の内容と共にマネージャーに報告
といった形だと良い気がします。

決してメンターとチームリーダーの1on1と新しく入った方の共有を同じ時間にしてはなりません。

目的(軸)が異なるのでやめましょう。

◯ 最後に

最終的に何が言いたかったかというと、
普段メンバーとの関わりが薄いのに『1on1』を行っても
上辺だけのやりとりになりかねないよー というお話です。

1on1 ちゃんとやれていますか?
メンバーは本心を語れていますか?
形式的なお話になっていませんか?

それではまた〜٩(๑òωó๑)۶
(画像とか使って説明すればよかったなと後悔しています...すいません...)

:サポートしてくれた方へ:
ありがとうございます!こういった内容の記事や技術などを書いていこうと思いますので、引き続きよろしくおねがいします!

サポートありがとうございます!これからもがんばります!