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2020 ACL GS MD6

ACLグループステージも最終節となった。前節の勝利でGS突破が確定し、残すは1位通過か2位か、といった部分。日本のJチームに早い段階で当たりたくないので笑、それなりに意味を持つ。

高丘にチャンスが与えられた。当然ターンオーバーのスタメンだが、和田の左SBが目を引く。


相手は既にGS突破の可能性が断たれていたが、この日非常に守備強度が高かった。うちは保持率こそ「いつものように」上がったが、そのため試合を通じてなかなか決定機を作るに至らなかったし、カウンター気味にチャンスを作られてもいた。

16分、左からのCKをボックス右でバックステップでフリーになったサネが足で合わせるナイスシュート。これはGKに弾かれるが、そのサネは続いた17分の右からのCKを今度はやや左に移動してフリーになりダイレクトボレーを鮮やかに叩き込んで見せた。

なぜそんなに続けてフリーになれるのかといった驚嘆がTLに溢れた。


2248の阿道のヘッドは「数的優位ではないが疎でありチャンス」の典型例。サイドで繋いで時間を作ったため、ボックスの中から相手DFを一人引きつけ中央を2対3とした。彼らしい動きで先にクロスに触ったが惜しくも枠へ飛ばず。

28分には失点。ネガトラの第一歩で中央で相手に2対1を作られている。守備で絡んではいるがどのみちあってはならない盤面。失い方がまずいと、ライン設定の高いうちはこうまであっさりと抜け出されてしまう。




後半、開始から数分でピンチ。中央をコンビネーションで完全に抜け出されるが高丘が辛くもシュートストップ。相手のビッグチャンスと言えるものはこれだけだったように思うが、防いだことで結果が確定したと言っていいだろう。高丘は先の失点など、試合を通じた自分の出来を責めているようだが、オレに言わせると十分結果に貢献した。ただし、試合中前へ飛び出す判断はヒヤヒヤさせるものが未だにあるが…汗

このあとはほぼ支配的で、前半と変わらないチャンスは作り出すものの、枠内シュート1(SofaScore)と寂しく得点に至らず、1-1 のままタイムアップ。



この日出場した各選手は非常に動きがよく、「消化試合」にも関わらずテンション感のある試合をしてくれた。もっとも、冒頭で言ったように相手の強度もそれを引き出したのだろうが。

個人的に残念だったのは前半2度ほどあった、水沼得意の、外から中へ斜めに入りながらのバックドアの動きに誰も(ロブ)パスを合わせられないこと。

何度も言っているが、逆サイドからのボールを引き出そうとする彼の動きは、相手守備ユニットの死角を突くものであり、攻撃で詰まった時に最も効果の高いプレーの一つなので、それが意識されていないのがつくづく勿体ないと思う。

とはいえこの結果をもってグループ1位が確定。誇らしい。

さあ決勝トーナメントに突入だ!



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