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ついに再開! 2020 J1 2nd Sec

誰もが待ち望んだ試合

Jリーグが COVID-19 の影響で中断して4ヶ月ほど。長らく待たれた再開となる第2節がこの7月4日に行われることとなった。

リーグの中断が決定してから再開のこの日まで、マリノスはクラブとして様々な施策を考え出したうえ驚くべきスピードをもって実行し、我々に多くのものを与えてくれた。そのことを思い返すと感謝と敬意、どれだけ言葉を連ねても表現しきれないほどである。

そう、表現しきれないから早速試合内容へと行ってしまう! 笑


スタメンの驚き

まずはスタメン。これには自分もだが皆驚いたことだろう。
大胆に新加入選手を起用してきた。


多分に続く水曜、さらに先のスケジュールを見越してのものではないか、ファミリーとして戦うということの現れではないかと感じさせた。


前半

キックオフして15分も経つと、ある構図が浮かび上がる。
おもに被カウンターから大きく外を使って揺さぶられシュートまで持ち込まれてしまうのと対称的に、うちは保持前進するもなかなかクリーンなシュートまで持っていけない。
そんないつもの構図が、メンバーが違っても現れてしまった格好。

保持はうちに傾いており、いくつか良い攻撃の形も作っていた。
しかしシュートスタッツ上は

5(0) - 9(2)

なのである。オンターゲットが無く、総数も上をいかれた。


個人的に良い傾向だと思うのは、攻撃セット時を4-2-1-3と見た時の「1」の脇のエリアで、CHの一角、タカや喜田が交互に出ていってチャンスメイクに絡んでいたこと。
前者は1912、鮮やかなターンから大外の渓太へのパス、後者は2623、3608のチャンネルラン。

昨季後半あたりからか、徐々に出てきてはいる意識だが、いっそう意欲的になっている気がしている。
SBが中へ入り、CHを押し出すという構図の方が合理的に見えるので、続けてほしい。

選手からはリズムやテンポが上がらなかったというような話も聞こえてきているが、自分はあまりそういう印象はなく、主に小さな、プレー選択を含めたミスが多かったというように見えた。


後半

立ち上がりからうちのビルドアップの弱点を狙われる。(^▽^;)
この早い段階でまとまって現れた事象の中で失点しなくて本当によかった。(^▽^;)

タカは後半も意欲的にチャンネルランをして(しようとして)いたが、相手について来られていた。
すると元いた場所は空くわけだが、その後も連続的に使う数段構えでボールも人も動いていきたい。せっかくの良い動きも単発感があったかも。でも7712からの一連のプレーは良かったよ!

エジやマルコスが入った60分すぎ、うちの願いどおりの (笑) カウンター合戦になるわけだが、ここで得点できなかったのも痛かった。もっとも、それはうちにとっても危険な場面を招いていたわけだが…

全後半通じて、クロスを入れる場所が相手GKのいる側で、CFWが向かっている前方というプレーが多かった。
所謂マイナスに出すプレーが少なく、またCFWの背中側で浮く選手もいなかった。そこに限って言えば前半の方があったかな。

クロスを入れるにも状況というものがある。
相手がセットした中でサイドから抜け出してクロスをCFWの前方に入れても、GKの前にスペースが無いためシュートそのものが難しいしGKや周りの選手に当ててしまう可能性が高い。
長いカウンターのように早めに抜け出した場合は中央が疎の状態ということもあり、前に入れる方がより「効率的」だろう。

点が入らない焦りはうちの場合わりとこうしてわかりやすく現れてしまう傾向があるように思う。ボックス中央に選手が密集してしまったり。

それでも8000からのマルコスは惜しかった。もう少し早く追いつけていれば…そういう球足でボールが出ていれば。
決まってほしかった。


まとめ

後半はよりうちの保持が強まり、79%。

後から試合を見返してみると、そう悪い内容ではなかったように感じる。
ただ、「勝てない試合の再現性」が現れていたような気もする。 笑

やっぱ前半に得点できないと、ってことじゃないですかね!

すぐ次の試合がやってくる。おそらく完全ではないのだろうけど、あーだこーだ言う日常が戻ってきた。
楽しみに待つことにします。

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