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ツナさんとゲーム〜後編〜

こんにちは、ツナです。

自分語りシリーズです。

ゲーム編前半は、経験してきたゲームタイトルを並べてみました。

ゲーム編後半の今回は、ツナさんとゲームの関係性について語ります。

Lv. 1 「できない」「下手」で生きてきた

デジタルゲームを積極的に与えない教育方針のもとで育ったからか、「ゲームは遠いもの」という感覚でした。

前編でゲームタイトルをいくつも挙げたので「ゲームたくさんやってるじゃん」と思いそうですが、思い出せる限りの全てを絞り出してやっとあの量なので、同世代の中ではかなりゲーム経験が少ないはずです。

手先が器用で、勉強もできて、たいていのことは人並み以上にできるのが、わたしの自慢で自信の源なのに、ゲームは全然人並みにできなかった。

人から笑われることなんてめったにないのに、ゲームのときだけ笑われた

たまごっちはすぐ死ぬ。
マリオの壁キックができず、強制スクロールに置いてかれる。
マリオカートでは補助輪をつけてもらった上に「安全運転」と笑われる。

自分はゲームができない、ゲームが下手なんだ、という自覚がありました。

ゲームは楽しいけど、好きかと言われたらそうでもない。幼少期のときから遠いもののまま。

Lv. 2 ゲーム実況との出会い

(前編:学生後半)

ゲームに興味のなかったわたしが、どうやってゲーム実況と出会ったのか。

猫動画です。

大学生の後半に、TVがない部屋でひとり暮らしを始めました。

手持ち無沙汰になったとき、見始めたのがYouTubeの猫動画でした。

猫を飼ったことはないけど、猫が好きで、動画を見るのも好き。

そして、いつの間にかたどり着いていたのが、ヒカキンさんちの猫、まるおともふこの動画。

まるおともふこを見るうちに、ヒカキンさんのMinecraft実況「ヒカクラ」を見始めていました。

初めてのゲーム実況です。マイクラのことなんて何も知らなかったけど、すでにヒカキンさんのことが好きだったから、楽しく見ていました。

ヒカクラを見ていくうちに、「Minecraft実況」自体も好きになっていて、コラボしている配信者さんを次々見るまでに。


Lv. 3 ゲームを買う

(前編:学生後半)

ゲーム実況を見てたら、自分もやりたくなってしまいますよね…。

バイト代を使って、Minecraftを買いました。

大学生がゲームを買う。なんの変哲もない話です。

しかし、ゲームが下手だから…と、ゲームにお金を使うことは避けていたわたしが、ゲームを買ったのです。

ゲーム実況にハマったことで、わたしの中で変化が始まっていました。

下手でもできた

Minecraftは、敵モブが強すぎず、難易度も調整できるゲームだったので、ゲーム下手なわたしでも、楽しくプレイできました。

もちろん、下手は下手のままです。

↑マイクラを買って4ヶ月のツナさん。

マイクラを触るようになった後も、デトロイトでは世界中で0%のルートに辿り着き、ゼルダはクリアできずに放り出す、そんなゲーム下手な記録ばかり積み上がってゆく…。

やっぱりわたしはゲームが下手だ。そして、下手でもできるマイクラが好き。「ゲーム好き」かはわからないけど、「マイクラ好き」なのは確かでした。

Lv. 4 ゲームができるようになってくる

(前編:ニート・フリーター)

時は経ち、ニートになりました。

心身のバランスが崩れていて、ゲームくらいしかできなかったため、自然とゲームを長時間触る生活が続いたのです。

すると、もともと手先を使う作業が得意なだけあって、ゲーム操作も手に馴染み、

アイテムを集めて強くなってからボスに挑む、といったゲーム特有の考え方も体得していき、

自分でも気付かぬ間に、ゲームが上達していました

はじめは操作がおぼつかなかったマイクラも、人並みに歩いて走って敵を倒せるようになっていたし、ゼルダも丁寧に強化して戦闘も習熟しクリア。

さらにゲームを買ってやり込んでゆく

ひたすらゲームに打ち込むうちに、心身が回復してきたのでアルバイトを始めました。

久しぶりに手にした「自分で稼いだお金」は、Splatoon3の購入資金にしました。

これまたゲーム実況の影響で、ど〜〜しても推しと遊びたかったんです。

ゲームが上達したとは言え、マイナスから0になっただけなので、スプラの対人戦はハードルが高くて、NPCを倒すモードに逃げました。

が、NPCを倒してたら、自然とプレイスキルが身についてて、対人戦も遊べるくらいにまで成長。

ゲームの種類が変わっても、上達スピードそのものが上がっているのを感じました。

この頃にはもう、「自分はゲームができない」という感覚が、消えていました。

Lv. 5 ゲームで人と繋がる

「ゲームは遠いもの」から「自分もゲームができる」になったことで、見えてきたものがありました。

ゲームでしか人と関わってないや。

いや、これは良いことだ。

ゲームのおかげで、人と繋がれている。

と。

ニートになって、現実で引きこもりになり、ネットでも引きこもりになった、そのあと。

ちょっと元気になってきたときに、最初に人との関わりを再開できたのは、マイクラのマルチプレイだった。

さらに、スプラのフレンドと遊ぶために声出し通話を再開した。

引きこもりの頃は「ニンゲンコワイ」って感じだったけど、ゲームを遊ぶために人と話していたら、「あれ?意外とコワイ人いないかも」となっている。

ほとんどゲームの話しかしてないけど、「人と関わる」の経験の積み重ねが自信になり、現実世界の方にも良い影響を与えています。

また、某ドズル社マイクライベントで某ジョニキさんに会った経験は、「ゲーム上だけど、現実で会ったくらい感動できるんだ」「現実の他にも世界はあるんだ」「現実の人間関係だけがすべてじゃないんだ」そう思えるまでに大きな出来事でした。

ゲームは、技術を磨くだけのものではない。

わたしの人と繋がるきっかけであり、わたしが人と関わる場所なんだ。

わたしのコミュニケーションツールであり、わたしの一部なんだ。

そう思うまでになりました。

ゲームが好き

ゲームは遠いもの。好きかどうか、わからない。

そんな感覚は過去のもの。

今は胸を張って言えます。

わたしはゲームが好きです。


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