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#Book Review3「日経TREND デジタル広告 破壊と再生」8月号

今月号テーマ:
インプレゾンビ、詐欺広告、脱クッキー

デジタル広告市場に大きな影響を与えていたサード・パーティ・クッキーの受け入れ停止によって、リタゲ広告は仕組みそのものの存続が危ぶまれている。リタゲ広告は非リタゲ広告と比べて4~5倍もの広告収益の差があるとのことで、リタゲ広告メインに運用をしていた広告主は戦略変更の必要性に迫られている。

逆にMetaやGoogleなどの大手広告プラットフォームは自社の顧客基盤があるため精度の高いリタゲ広告の配信が引き続き可能ではないかと言われている。

ネクストアクション

冊子内には、既にあるツールの追究と、無料ツールを上手く使って効果を最大化することがWebマーケでは大切な要素であるという記載があった。
外部から新しいアイデアを得られないか模索し、今回は日経トレンドに付随するトピックである、ブルースクレイジャパンが主催する無料ウェビナー「Cookie規制で広告配信はどう変わる?Cookieに依存しないウェブ広告」に参加した。

ウェビナー参加レポ

Cookie規制で広告配信はどう変わる?Cookieに依存しないウェブ広告

【Coockie停止後の変化】
広告メディアは「1st party cookie」での対応を検討

【Cookieに依存しないWeb広告】
①各媒体の対応策(CV精度向上)
CVAPIの導入の加速

Meta:
詳細マッチングの自動設定をON
→自動でユーザー情報を取得、顧客データを取得して判定

Metaで導入しているコンバージョンAPIの活用が今後主流になると推測
→クライアントサーバーとMetaでデータを突合しデータ蓄積する
パートナー連携によりCAPIの導入が可能

②広告配信戦略(脱リタゲ)
Meta:
顧客リストターゲティング
→既存会員のリストを媒体に登録することで既存顧客に対してアプローチできる

エンゲージメントターゲティング
→SNSへのエンゲージメントを元にターゲティングが可能
→好意的な印象を抱いているユーザーにアプローチできる

LINE広告:
フォロワーターゲティング
→公式LINEの友達を増やす「友達追加広告」を併用するとストーリー性高いアプローチが可能

【コンテンツターゲティングを活用】
カスタムオーディエンス×ファインド広告

所感

・LINE広告でのアプローチは取り組んでいなかったが、潜在層の確保+顕在層へ変化させる効果があるのではないかと思った
・Google,Yahooともにまだまだカスタムオーディエンスの開拓余地があり、検索広告よりもクリエイティブ、文言など媒体に合わせた工夫が必要となる


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