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音楽

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気になった音楽番組や動画、関連記事をまとめます。素人の戯言です。掲載した番組や動画の配信が終了したら、記事を削除することがあります。
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使っていない楽器を子ども達へ 楽器寄附ふるさと納税

楽器価格の高騰物価高により、小中学校の吹奏楽部や音楽部が、古くなった楽器を買い替えることが出来なくなっていると、ニュース9で報じていました。 同じ内容の記事は日経新聞でも報じられています。 (記事を閲覧するには、会員登録が必要です) 楽器を構成する金属などの値段が上昇していることが、主な要因です。 比較的安価で良質な楽器を提供しているYAMAHAも、値上げを予定しています。 記事を見ると、様々な楽器が数万円単位で値上がりしています。 昨今の世界情勢を見れば値上がりはや

Barcarolle 〈舟歌〉

晴れ渡った空の下、鶴見川の堤防道を自転車で走るとき、いつも頭の中に流れるのは、ショパンのピアノ曲「舟歌」。 軽快な8分の6拍子が、ちょうどママチャリを漕ぐのにピッタリなのです。 ショパンが技術の全てを緻密に織り込んで作った、最高傑作と謳われる高難度の曲。 舟を漕ぐリズム、波の揺らぎ、櫂から滴る水、きらめく水面 そこから急に、感情がほとばしるように流れが激しくなり 最後は、ゆっくりと収束してゆく。 病状が悪化し、恋人ジョルジュ・サンドとも破局。 失意の中にあったショパンが

Amaging Perfomances of J.S.Bach's Chaconne with Japanese traditional stringed instruments

Maya KIMURA Japanese stringed instruments have good chemestry with Bach's music I thought. Today, I found a video of my favorite piece Chaconne played by Maya Kimura on KOTO, Japanese harp. It makes so melanchory sounds but very beautiful

松村禎三 ピアノ協奏曲第一番

昨日のTV番組で凄い日本人作曲家を知る 昨日、BSテレ東のエンター・ザ・ミュージックを見ました。指揮者の藤岡幸夫さんが、ゲスト(音楽家)とトークを交えながら、自ら指揮した演奏を紹介する番組です。 演奏途中でトークが入る番組スタイルは、音楽番組として好みではないのですが、今回の楽曲と演奏が素晴らしかったのでご紹介します。 今回、取り上げられたのは 松村禎三・作曲「ピアノ協奏曲第一番」 渡邉康雄・ピアノ、藤岡幸夫・指揮、関西フィルハーモニー管弦楽団 最近、日本の近現代作曲家

ジェニーへのオマージュ

慌しい期末に飛び石のお休み。休めたような、休めなかったような…。でも明日からは出勤、そして後に控える3月。はぁ…憂うつ。 そんな気怠い日曜の夕方に、心を癒す一曲を。 辻井伸行さんの「ジェニーへのオマージュ」。 ステファン・C・フォスターの「金髪のジェニー(Jeanie with the light brown hair)」をベースにアレンジした曲です。 「金髪のジェニー」は、フォスターが愛妻ジニーをイメージして作った曲。子どもの頃「ブロンドの髪 ふーさふさと」と歌った記

今日、「クラシック音楽館」を観て知った事あれこれ

今、観ている最中のN響定期公演シリーズ。 世界的オルガン奏者のオリヴィエ・ラトリー氏が、プーランクの「オルガン協奏曲」を披露。東京芸術劇場の近未来的なパイプオルガンでの、素晴らしい演奏でした。特に、アンコールで演奏したゴシック組曲のトッカータが最高。マジ神! ラトリーさんは、焼失したノートルダム寺院の正パイプオルガン奏者で、再建のためのチャリティーにも尽力されています。 こちらは、サン=サーンスの「死の舞踏」をパイプオルガンで演奏した動画です。 ここで突然ですが、ラトリ

ショパン・コンクールが語るクラシック音楽の未来

精神の多様性が、ポーランド人作曲家の作品を今も輝かせている What the Chopin Competition tells us about classical music's future NIKKEI・ASIAの記事。アジア系音楽家の台頭を含めたクラシック界の多様性について、ハワイ大学のアメリカ研究者・吉原真里さんが解説しています。とても長文です。 (ベース翻訳にはdeepLを使用。今回はかなり修正を加えました) ショパン・コンクールが語る クラシック音楽の未