夢にまで出てくる私の愛犬

ミニチュア・シュナウザーの女の子。名前はマリン。
ペットショップで抱かせてもらったら、じっとこっちの目を見つめてた。それがとても愛らしくて、家族として受け入れることにしました。
ショップの店員さんいわく、
「ものすごく引っ込み思案で、おとなしいです」
たしかに、初日は家の中を、それもとても狭い範囲で、ちょこちょこと軽やかに、でも慎重に歩きまわっていた。新しい環境に戸惑っていたようで、慣れてくると、家中を走り回るようになりました。
好奇心が旺盛で、なんでも噛んでしまうくせがあって、躾けるのがちょっと大変だったけど、基本的にはとてもいい娘。
散歩が大好きで、休日など先に起きて、まだ寝ている私のところへ来ると、散歩に行こうとあおってくる。
番犬としては百点をあげてもいいくらい、優秀。家族以外の人間に対しては、姿が見えなくなるまで、吠え続ける。宅配便とか集金とか、怪しくない人にも吠えるから、苦笑してしまうときもある。
私が夜中にトイレに起きると、必ずついてくる。「大丈夫だよ」と言ってもついてくる。
近所にミニチュア・ダックスフンドの男の子を飼っている家があって、その子のことが、気になるらしい。散歩中に会うと、一生懸命気を引こうとしているけれど、相手は興味がないらしく、そっぽを向いている。
お互いの言葉が通じるのなら、愚痴を聞いてあげられるのにね。

そんな彼女も、少し前に旅立ってしまいました。
もう少し一緒にいたかったな

#我が家のペット自慢