今だから
色んな限界を超えた今
優しいメロディーと堕ちる詩に乗る。
樹皮の香りを嗅いで 様変わりする葉色とキク科の花に囲まれる。
素足に湿っぽい砂を感じて潮風に吹かれる。
僕の大好きなもの。
青色の君も。緑の靴下も。
僕の大好きなもの。
回り続ける時計の針に ぼんやりと気力の限界を感じていれば
真っ黒い大波に不意打ちを食らう
だけどまだ生きている。
いつの間にか深い濃紺の海中は僕の日常となり
切なさの限界とは死ぬまで一緒だ。
人生のセカンド・ウィンドはまだ来ない
だから強い追い風を探さなきゃ。
今だから
今だからなんだね。
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