桃の花
八重の花弁の内側の
紅の熱気を携えて
夢現の宴かな
空の間の円盤肴に
地に落ちる感覚を
天に昇ると錯覚す
夢は過ぎ傍を見やれば
空の器に水差しと
桃の実の愛らしさ
喉元過ぎる冷たさに
桃の産毛が暖かく
地に足つけ
天を仰げば
これまた一興
我こそ空の円盤ぞ
この世は酔狂
のらりくらりとやるだけさ
中華系の命術では『桃花』とは酒色に溺れる素養のことを言います。
良きにつけ悪しきにつけ、この桃花を持つ人はなんとなくフワフワ浮ついたような所がありますが、
深い愛情も表すので良く出ると人間関係が良かったり、子煩悩だったり、家庭が穏やかだったり、風流な趣味を持っていたり、なんて事象もあるよう。
桃花の人は宇宙人みたいにポワポワしてる人が多くて可愛いです。
つむは桃花ではないからか、身近な桃花の人はぶっ飛び三郎に見えることもあります。
世界が広がる感じ?
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