創作者は1度は見てほしい映画かも
はい、あんどんです。
今年もnote様プレゼン、映画にまつわる思い出の企画として参加したいと思います。
よろしくお願いいたします!
私自身クリエイト活動をしているのですが、いき詰まった時に無性に見たくなる作品をひとつ紹介いたします。
私がご紹介したいのは、松竹映画の北斎漫画です。
タイトル通り絵師・葛飾北斎の生き死にを描いた作品ですが、友人の戯作者・滝沢馬琴との対比表現が素晴らしさを引き上げています。
緒形拳
田中裕子
樋口可南子
西田敏行
と豪華俳優陣も出演していて、15から70歳まで演じた田中裕子と35から90歳まで演じる緒形拳の熱演がすごい作品です。
そして、開幕では辞世の句の語りから始まるのですが、
滝沢馬琴の辞世の句は、
「世の中の 役を逃れて もとのまゝ かへすぞあめと つちの人形」
対して葛飾北斎の辞世の句は、
「ひと魂でゆく気散[きさん]じや夏の原」
となっております。
ぜひ映画を見てほしいので、あえて現代訳をせずにお伝えしますが、私はどちらも素敵な句だと感じました。
ただ、今辞世の句を詠んでしまうと、そこで人生が不変になってしまう気がするので、私自身は辞世の句は最後の時まで遠慮しておこうと思いました。
特に試聴した時の感性によって登場人物の言っていることの受け取り方が違ってくるため、私自身とてもためになりました。
なお、レーティングはR−18ですので、学生の方は大人になったら一度は拝見しておくと良いと感じた私のオススメとなります。
それでは良い一日をお過ごしください。
あんどんでした。
ではでは。
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