〈ポエジーの館〉ぼくはこの時 初めて知った
萩尾望都「ゴールデンライラック」より
ビリーのモノローグです。
このモノローグの次の場面がラストシーンなので、かなり終盤の言葉です。
この場面の直前のヴィーの涙も、とてもうつくしい。。
読み返して気づいたのですが、お話のほんとにいちばん最初で、ヴィーはビリーと出会った3歳の頃の記憶を語ります。
自分のことを生まれて初めてレディーとして扱ってくれたビリー…
そしてその嬉しさのあまり、父がくれたエジプトのお土産のラクダのぬいぐるみに「ビリー」と名付けた、というのです。
なぜ