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少女漫画・ポエジーの館

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少女漫画のなかに書き綴られたうつくしいポエジーを紹介していきます。
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2023年2月の記事一覧

〈ポエジーの館〉ぼくはこの時 初めて知った

萩尾望都「ゴールデンライラック」より ビリーのモノローグです。 このモノローグの次の場面がラストシーンなので、かなり終盤の言葉です。 この場面の直前のヴィーの涙も、とてもうつくしい。。 読み返して気づいたのですが、お話のほんとにいちばん最初で、ヴィーはビリーと出会った3歳の頃の記憶を語ります。 自分のことを生まれて初めてレディーとして扱ってくれたビリー… そしてその嬉しさのあまり、父がくれたエジプトのお土産のラクダのぬいぐるみに「ビリー」と名付けた、というのです。 なぜ