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本屋あり八百屋魚屋ある町に住みたし仮想現実ではなく

出先でお昼になったので、近くの、カフェが中にある本屋に行こうと足をむけた。何か読みながらお昼にしようと店に入った。

ところが

店に入った途端びっくりした。中が全く違ってしまっている。
思わず入口を間違えたのか、と確認してしまった。
以前は新刊や売れている本が店頭にならんでいた。それが携帯ショップ、ゲームやビデオ、CDなど。奥の方に申し訳ばかりの本が並んでいた。
カフェも化粧品を売る場所に代わってしまっている。

びっくりの後はためいきである。

しばらくうろうろと新しい本屋のブースを見て、一冊選んでレジに向かった。本屋も自動レジである。
ポイントカード、支払いのバーコード、クレジットカードの読み取り…
店員さんが心配そうにこちらをうかがっているのが分かる。

ちゃんと出来たぞ ゆっくりだけど

テレビでよく見る商店街のある町はもう遠い
シャッター街となってしまった

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