見出し画像

テッセレアワールド:タッツェルベルム(2)冒険者、冒険者ギルド協会:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう

冒険者の始まりはタッツェルベルム公国とされている。各地を旅する者、ダンジョン攻略などで生計を立てる者はすでに存在していたが、冒険者という身分を証明し、職業として確立させたのはタッツェルベルム公国が始まりと言われているからだ。

テッセレアの冒険者の仕事や活動には
未踏地、ダンジョン等の探索。
異物やアイテム等の収集。
魔物、賊の討伐。

などがある。元々は傭兵とされた者たちの仕事もあるが、戦時な土地はほぼなくなり、傭兵家業をしてた者たちも冒険者に鞍替えしたというところだ。

冒険者になるには登録自体は無償だが、タッツェルベルムに本部置く、冒険者ギルド協会に登録するのが一般的である。登録しなくても自称冒険者は可能であるが、登録した方が苦労はない。

冒険者ギルド協会は各国の首都、または大都市に支部本部を置き、更にその国の町などに枝分かれして支部を設置している。

ギルド協会に登録さえできれば冒険者の身分証明が手に入る。この身分証明などの事業はある種、その国の行政機能の一部を肩代わりしているものである。また、その国の国民の情報を取得する行為でもあるわけだ。ただ冒険者ギルドと各国は相互利益の観点からこの行為は認められている。

他には
冒険者向けの宿泊施設の提供支援。
冒険者からのアイテムの買取、アイテムの販売。
また冒険者個人所有の資産の保管、管理。
冒険者ギルドの設立。
冒険者向けの広域依頼、また地域依頼等の斡旋。
冒険者向けの情報収集と提供。

等それらを冒険者ギルド協会が行い冒険者ギルド協会間でやり取りされ、冒険者に提供される。

殆どの国が冒険者ギルド協会を置くのは、冒険者ギルド協会から提供される情報にある。置いている国の情報は勿論収集される。また国自体が情報を提供する場合もある。その代わり冒険者ギルド協会も各国の情報はじめ様々なもを提供しているといった具合である。また冒険者の流入量や冒険者らの情報も有益なため、冒険者ギルド協会を利用したタッツェルベルムの諜報行為と拒否するよりも容認する向きになったわけである。

これにより、冒険者が世界で冒険者ギルド協会をもとに活動することが出来、各国は冒険者ギルド協会を通じて依頼し利用する。そして、国と冒険者ギルド協会の関係が構築されていき、現在に至る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?