テッセレアワールド:植物（3）ルナム:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう

ルナムは薬草、香草の一種である。西の地域の草原や森林で見つけることができる。植物体は20〜30センチで葉は垂れ下がるように茎から生えている。晩夏の時期から一輪茎の先端に花を咲かせて、秋に実を結ぶ。

実の形は丸く、魔力の含有量が多いほど実は光を放ち小さな月にも見えなくはない。独特な芳香はがあり、実の食味は一口目は、ほんの少しの苦みを感じるが甘みが強いので気にならなくなる。実を集めて売るだけでちょっとした小遣い稼ぎになる。植物体は葉の部分を香り付けなどに使われたりする。

薬草としては実と葉が利用される。薬の種類としては回復薬、魔力回復薬の材料になる。魔法薬としては、魔術抵抗や魔力強化などの魔法薬に材料として使える。

医薬品、漢方薬の材料としても利用され、この場合は大抵の薬に混ぜられる。

薬以外の利用としては料理などだが、ルナムの実を蒸留酒につけたお酒は愛好家がいる。

カバー画像イラスト
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