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テッセレアワールド:種族(2)エルフ族:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう

エルフ族(長耳族)の話をしよう。
魔力との繋がりの強い種族であり、森の民、森緑の種族と呼ばれ、森とのつながりの強いとされている。様々な種族の中で美しさを表す言葉にも使われる。長命なこともあり、世界の秘密に近いものもいるとか。
長命なために逆に繁殖力は低い種族であるともいわれる。 繁殖期のような周期があるのか、その時期でないと子が成さないともいわれている。それが理由なのか伝承に準えて、一夫三妻のエルフの地があるとか。また、新たに採用する地域も出始めている。

混血が可能な種族であるが、その混血を否定して忌み嫌った時期もある。と言っても厳格に近い森エルフがその傾向が強かった。現在は種の存続、血や文化の継承、継続のため混血もやむなしという考えもできつつある。 魔術等の属性に関して火炎の魔術とは相性が悪い者が多く、扱えるものは地域によっては異端とされることもあり、今もそういう土地は残る。 昔よりは開けたが前記の通り交流を閉ざしている氏族も多い。

森の民とされるものはエンシェント・エルフ、ウッド・エルフ、シアーエルフ、エルフとされるものが多い。森を守り、森の繁栄がいかに大事かを知る。自然とともにある者たち。森の民とされる彼らは耳に傷を受けるのを嫌う。
海辺に進出した者たちはウォティア・エルフ等で森の民より進歩的でおり快活。流水や氷冷と親和性が高く、泳ぎも得意だったりする。交易なども盛んに行う。海の変化に気づく、海の環境を知りたくば彼らに聞くのが良いだろう。耳に対しては飾る傾向がある。
森の民と馬が合わないのはダークエルフたちだろう。洞窟や闇とともに生き、血の気が多かったり、残忍なこともある。闇の種族、悪に落ちたものと蔑まれるが皆がそういう訳では無い。他種族よりゴブリン族など忌み嫌われる種族との交流が多い。因みにだがウッド・エルフやエルフがダークエルフに変わった例もある。その逆もある。 ダークエルフは闇以外であれば、火炎と結びつきが強く、闇を知るからこそ闇の対処も知っている。他種族の暗部も知り身を守る術としている。耳に穴を開けたりするのはオシャレの域である。
火炎と結びつきが強いといえばファレア・エルフたちがいる。彼らは火山帯や火炎のマナが満ちた土地、砂漠などに住み、ウッド・エルフらとは違う金属加工技術を有する。エルフらよりドワーフ達等と馬が合い、ダークエルフらと親交がある。魔術だけでなく武術にも精通している。耳に対してはウォティアエルフに似た美意識である。そのウォティアエルフとは不仲ではないが小競り合いや商売などでよく争っている。
と土地にあった進化を遂げたエルフがいるのがテッセレアである。土地と関係なくエンシェントと呼ばれるものもいる。本当に古代からの生き証人やそれとは別に彼らに負けぬ同等の知恵と魔力を有した存在がエンシェントと呼ばれるようになったの者いる。

テッセレアの地でもエルフらは人気の商品であった。今の時代もどこかの裏側では取引されている。そのため、前記の開かないわけに通じるもの。 エルフが奴隷になる例も多いが実のところエルフが他種族を奴隷に買う事例も記録されている。目的は繁殖のためという記述も

一番保守的なのが森エルフで、次がダークエルフ、ファレア、ウォティアと進歩的、他の種族と交流を行うようになる。

カバー画像イラスト
テラシュールウエア様 https://booth.pm/ja/items/4330486
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