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テッセレアワールド:タッツェルベルム(1)シンボル:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう

唐突に我々世界で言うところ西洋圏のタッツェルベルムの話を始めましょう。

タッツェルベルムは、山地の小さな大国という国なのですが、シンボルは国名と同じ名を持つ猫の姿をしたドラゴンとされるタッツェルベルムをモチーフにしている。
タッツェルベルムと宝玉と盾が国章や、国旗にあしらわれている。

国の名や国章が、猫の姿のドラゴンから何故取られたかといえば、この山地は元々ドラゴンやワイバーン、山地に適応した強力な魔物類の住まう土地だった。その山を統べるのが、それらから見れば小さい猫の姿のドラゴン。姿こそ猫だが魔術を操り、魔力を帯びた一撃は猫パンチでダグラマズルの強固な鋼殻を砕くほどである。

そんな猫の姿のタッツェルベルムのもとに訪れたのは、タッツェルベルム建国の父である初代大公であり、冒険者というものの始まりの人であり、様々な武勇や伝説の主である。
彼が何をこの山地の主と語らったかは謎であるが、その時タッツェルベルムは彼と盟約を交わし、また、彼が力を貸すようにと竜種を一頭遣わせたという。
その後世界を渡り見渡したあと再び戻ってきて、タッツェルベルムとともに建国したという。

大公が建国のときに名付け、国の紋章などに利用したのはその語らった今ともに国を建てることに力を貸すよう、猫の竜の姿と名であったという。
盟友を忘れぬためか、はたまたこの産地を統べるもの名と同じように強い国を願ったか。

因みにこのタッツェルベルムは今もこの国でのんびり暮らしており、この国が危機的状況に陥ったときに、その力を貸すと言われている。
真偽は不明であるが、子供と遊ぶ姿や餌をもらう姿を見つけることができるとか?

カバー画像等イラスト
テラシュールウエア様 https://booth.pm/ja/items/4330486
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