今回は3分13秒の音声で
ああ、やっぱり、私は捨てられない女
ということをお伝えいたします。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。



＊＊文章はここからです＊＊＊
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。


夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。

ありがとう
あなた。




おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ああ、やっぱり、私は捨てられない女
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということをお伝えいたします。





こんなご時世ではございますが
ただ今我が家の建て替え計画進行中。


来月の引っ越しに向けて私たちは
ものを整理している。


「整理」というよりほとんど「廃棄処分」になる。



本当によくここまでモノを集めたものだと
他人事のように呆れる。




今日はゴミの日。
縛ってあるタオルケットや
使わなくなったバスタオルなどを
出そうと玄関まで持ってきた。


その中に「さんかく」があった。
「さんかく」は、バスタオル。
我が家だけが分かる言葉。


それは二女が赤ちゃんの頃から使っていた
大き目のバスタオル。


それにくるまれた写真がある。

また、指をしゃぶりながら
そのバスタオルを握っている写真もある。


二女はなぜかそのバスタオルがお気に入りだった。
だから、洗濯などで擦れてきた時に
私はキルト生地をあわせてミシン掛けした。


つまり、片面がバスタオルで
その裏がキルト生地という
なんとも不思議なバスタオルだ。


もうそれはバスタオルの機能はしていない。
指しゃぶりしながら小さな手で握る二女の為だけにあった。



今回、それも処分するために
紐で縛っていた。


潔く捨てよう。


そう思って他のバスタオルと一緒に縛っていた。
いざ、それを手に取って外に出ようとしたが
でも、やっぱりできなかった。
これまでの思い出までも捨てるような気がして。


いつかは捨てる。絶対捨てなければ。


でも、今日はよそう。


紐で縛っていた中から
「さんかく」だけを抜き取り
他の物をゴミに出した。



ああ、こんなことしていたら
私は片付けられない。
でも、「さんかく」は
もう少し私の見えるところにいて欲しい。





今回は
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ああ、やっぱり、私は捨てられない女
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということ
をお伝えいたしました。



本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。



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