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自分が抱いている「普通」【音声と文章】

山田ゆり
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※note毎日連続投稿1700日をコミット中! 1673日目。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも数分で楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
自分が抱いている「普通」
をお伝えいたします。



ああ、今年もだ。彼にはがっかりする。
去年も同じことをして、同じことをお願いしたのに。また、言わなければいけないのか。


今年も年末調整の時期になった。
のり子の会社は昭和的雰囲気で少し時代から遅れている。

今どきの大企業の年末調整は、扶養親族・保険料控除・基礎控除・配偶者控除の書類を会社に提出させはしない。

自分のスマホを開き会社の年末調整のアプリにアクセスして、生命保険会社名や保険の種類、支払った金額などを自分で入力する。

今はペーパーレスの時代だ。


しかし、のり子の会社はいまだに書類優先だ。

数枚の書類を各人に渡し、それを期日までに提出してもらうやり方をまだしている。


今年も年末調整の用紙が皆さんから続々と集まってきている。

提出期限まであと数日。
必要な人数の7割くらいは集まった。


その中のAさんの書類を見てがっかりした。
彼は入社して5~6年になる。

高卒で入社して来た時は、並外れた人間性とのり子は感じた。


どこかずれているのである。
話をしてもピントがずれている。
どうしてこんな人を選んだのだろうと不思議に思うほど、「普通」ではない人だ。


それはそれでいい。
仕事さえきちんとしてくれたら。


初めての年の年末調整は、名前と住所だけ書いた書類が彼から来た。
生命保険は入っていないのだろうか?


大体のところでは、親御さんが生命保険を掛けていて、社会人になったと同時に支払いを本人に変更するものだ。

彼に聞いたら、やっぱりかけているという。
それで保険料控除証明書を出してもらった。



翌年の年末調整の時に、前年の書類のコピーを皆さんにお配りするようにしている。
そうすれば、ほとんどの方は、その昨年の書類を参考に自筆して下さる。

彼の書類を見た。
生命保険料控除の書類には昨年の丸写しをしていた。
そして、控除証明書は添付されていなかった。

彼の所属している営業所へのり子は足を運び、彼に説明をして証明書を提出していただくようお願いをした。

これをこれまで毎年繰り返してきた。



そして今年もまた、控除証明書が添付されていない。


のり子はがっかりした。毎年、こんなに丁寧に準備をして書類をお配りしているのに彼には通じていない。


来年は大きなメモを特別つけてみよう。



「普通」は自分勝手な解釈なのだ。
自分の思っている「普通」を全員が普通と受け入れるとは限らない。


来年はどうなるだろうか。
のり子の来年の楽しみができた。





今回は
自分が抱いている「普通」
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。








◆◆ アファメーション ◆◆
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