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サンタさんの正体を知ってしまった娘たちの世界【音声と文章】

山田ゆり
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【サンタさんの正体を知ってしまった娘たちの世界】
≪5分38秒で聴けます≫
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。



おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
【サンタさんの正体を知ってしまった娘たちの世界】
ということをお伝えいたします。


今日はクリスマス。
あなたはいつ頃まで
サンタさんの存在を信じていただろうか。

娘たちが小さい頃は
欲しいものを事前に
サンタさんに教えてあげれば

プレゼントをもらえると子ども達に伝え
子どもたちはそれを信じて、
欲しいものを紙に書いて部屋に貼っていた。

そして、私たち夫婦は
そのメモを頼りにおもちゃやさんへ買いに行っていた。

そして、真夜中の2時か3時頃に
娘たちの枕元にプレゼントを置いたものだ。


朝、プレゼントを発見した娘たちは大喜び。
そして、窓の外に向かって
「サンタさーん、ありがとう」って言っていた
娘たちの後ろ姿をまだ覚えている。



先日、都会で暮らす二女と電話をしながら、
いつ頃サンタさんの正体を知ったかの話になった。


★★これからは小学生の頃の二女の世界である。★★

私は小学1、2年の頃まで
誰もがそうするように
サンタさんの存在を信じていた。

でも、クリスマスが近づいたある日
近所の3、4歳年上の〇〇ちゃんと遊んでいる時に、

「ねぇ、知ってる?
サンタさんはお父さんなんだよ」と言われた。

そんな事はないと私は反論した。

だって、クリスマスの日に目覚めると
私の望んでいたプレゼントが枕元にあったから。

いい子にしている人にだけ
サンタさんはプレゼントを持ってきてくれるって、
お父さんもお母さんも言ってた。

私はとっても良い子だから
サンタさんは私が欲しいものを
いつも持ってきてくれたから。


「じゃあ、プレゼントがどこかに隠していないか探してみよう」
という事になり
家中の押し入れや物陰などを探してみた。

私はあるはずがないと思っていた。

しかし、お父さんのクローゼットの中から
赤いクリスマスの模様の袋に入った
プレゼントを見つけてしまった。


私はショックだった。

お父さんもお母さんも、
ずっと私を騙していたのか。

その後も毎年、
クリスマスプレゼントが枕元に置いてあり、
嬉しかった。

でも、サンタさんを信じている演技をするのは
子どもながらに辛かった。


自分はまだ子ども。
でも、本当のことを知ってしまった私はもう、
心の中は子どもではない。

そんな心と体の不一致を感じる数年間を過ごしてきた。


サンタさんの存在が公然になってから、
やっとクリスマスプレゼントを
素直に喜べるようになった。

何も知らないと思っている大人を
喜ばせるのも大変なんだから。


子どももつらいよ。

★★ここまでが二女の世界である★★



では、長女はどうだったか?

★★ここからは小学生の長女の世界である★★


冬休みに入ったある日、
お父さんから衝撃的な言葉を掛けられた。


「○○(私の名前)、
クリスマスプレゼント、買いに行こう。
○○(二女)と○○(三女)は
何が欲しいって言ってたっけ?」


「はぁ?」


私はその言葉で、
サンタさんはお父さんだったんだと
一瞬のうちに理解した。

何言ってんのこの人!
私は今の今まで
サンタさんがいると思っていたのに!

私がサンタさんの存在を
信じていないと思っていたの?


とっても腹が立った。
長女だからって
何でもかんでも知っているとは限らないんだよ。


私だって、まだ子どもなんだから。

私は妹たちの世話係ではないんだから。


★★ここまでが長女の世界である★★


夫は当時、
そんな事を長女に話していたのか。
長女のその時の気持ちを考えると
本当に申し訳なかったと思う。

サンタさんの存在は
子どもにとって大きなこと。
その真実を知った時の子どもの気持ちは人それぞれ。

誰だって知りたくない真実もある。
サンタさんは存在する。
ずっと、そう思い続けたい。


今回は
【サンタさんの正体を知ってしまった娘たちの世界】
ということをお伝えいたしました。


本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。


※PS.
我が家に今年もまた
娘サンタさんがやってきました。
今朝、起きたらダイニングテーブルの上に
私へのプレゼントがありました。
↓エアーオーブンです♪
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2020/11/20201225_040905.jpg


そして、私は、まだ寝ている娘たちへ
↓しっとり枕と靴のかたちの袋にお菓子などをいれました。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2020/11/20201225_041345.jpg

今年も我が家にはサンタさんがたくさんです(≧◇≦)




**アファメーション**
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。


ありがとう
あなた。

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