画像1

頑張っている人とそれを支えている人【音声と文章】

山田ゆり
00:00 | 00:00
≪6分14秒で聴けます≫
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。


あけましておめでとうございます。
山田ゆりです。


今回は、
【頑張っている人とそれを支えている人】
ということをお伝えいたします。


ここ数日、雪が降り続いている。
辺り一面、真っ白になる。

だから普段の仕事の他に雪かきがプラスされている。

2020年から2021年にバトンタッチしたころに、
除雪車が近くを通った。

こんな夜中に道路の除排雪をしてくださる。
本当にありがたい。

道路に雪があると
車の通ったところが溝になる。

そしてその溝のとおりに車が走らないと
雪にハンドルをとられてまっすぐ走る事ができない。

対向車とぶつかる可能性が高くなる。

だから、道路の雪をそぎ取ってくれる除雪車の存在はとてもありがたい。

真夜中や早朝に作業をして下さる皆さまに感謝している。

そしてその人たちを送り出すご家族のご苦労も察する。


夫は亡くなる数年前から冬は除雪の仕事をしていた。

それまで会社員だった夫は
父の死後、家業を継ぐ形で会社を辞め、
専業農家になった。

それからは、夫はほとんど一人で農作業をしていた。
たまに夫のお兄さんの奥様が手伝いに来ていたが
基本は一人で黙々と作業をしていた。


ずっと一人で作業をするのは気が滅入ると思う。

夫に出逢った頃は、とても前向きだったが
専業農家になってから夫は
愚痴を言うようになった。

そして、晩酌をしている時に
後ろ向きな言葉を多く発するように変わっていった。


夫は、農作業がない冬期間は
季節作業員として除雪車に乗っていた。

除雪には、直接雪を寄せたり排雪をする他に
道路に塩をまく作業がある。
夫はその塩をまく担当だった。

そして、その塩素で北国に住んでいる人の車は
車の下のところが錆びやすくなる。
だから雪が降らない地域の人よりも
雪国の車の寿命が短いと教えてくれた。

道路に塩がまかれているとは
夫がその仕事をするまで
私は全く知らなかった。


いつ出動依頼が来るかは、
相手が雪という自然のために分からない。
夫の場合、ほとんど深夜の2時頃に家を出ていた。

だから、冬期間は普段以上に、
夫は携帯電話の着信には気を付けていた。

早朝の作業で大変だと思うが、しかし、
夫はその仕事を楽しんでいるようにみえた。


翌朝の「出動」の連絡が入り、
夕飯を食べながら電話を受け答えしている時の夫の姿は
会社員時代の夫と重なる。

ああ、夫には仲間が必要なんだと思った。
一人で黙々と作業をしていると気が滅入ってしまう。

ちょっとした冗談を言いたくても周りには誰もいない。

だから独り言が多くなっていった。

農業をしている時よりも
除雪作業員として数名の仲間とのやり取りをしながら
過ごす夫は生き生きしていた。



夫が除雪作業員として働いていた頃は
農業所得と、除雪の給与所得の
合算の確定申告を毎年していた。

雪が多い年は、
除雪作業をしている期間の収入が
春・夏・秋の農作業の収入を上回る事が何度もあった。

除雪作業は深夜に行うからという事と
そして、官公庁が請負先であることも理由だと思う。

僅か一年の4分の1の期間の収入が
残りの4分の3の農業収入よりも多いという現実。

それだけ一人でする農業には限界があるという事だ。



昨夜も夜中の0:30頃に除雪車が近くを通った。
そして、早朝の今も、除雪車の音が聞こえる。

冬期間の除排雪作業をしてくださる皆さまには
本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

そして、その作業をされる方を見守る
ご家族の方のご苦労も私は分かる。

冬になると、除雪作業員として
生き生きと働いていた夫の姿を思い出す。


今、作業をされていらっしゃる皆さまと
そのご家族の方に感謝の気持ちでいっぱいだ。

ありがとうございます。


今回は
【頑張っている人とそれを支えている人】
ということをお伝えいたしました。


本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。


**アファメーション**
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。


ありがとう
あなた。



◆◆メールマガジンのお知らせ◆◆

爽やか60代のゆりのメールマガジン。
無料レポートも
特典も
ランディングページもありません。

毎日、ちょっとした気づきを
発信しています。

よろしかったら
登録をお願いいたします。

登録ページのURLは
こちらに添付いたしました。
↓ ↓
http://yuuki2.com/l/u/Z4bGUPjaVPxU6Dk5



◆ ◆ 有料マガジン のお知らせ ◆ ◆
有料マガジン【自分のための人生】
https://note.com/tukuda/m/m5b66808db98c
「読むとほっこりする」「胸にじーんと来ました」
などの感想をいただいているnote有料マガジンです。

サポートありがとうございます💖サポートされたお金はプリンターのインク購入に使わせていただきます🤣60代ですが毎日noteを執筆中です😄素敵なnoterさんへ恩送りさせていただきます🎁kindle書籍も出版しています📚