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誕生日は会社に行きたくない

山田ゆり
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1460日目。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも短い時間で楽しめます。





おはようございます。
山田ゆりです。


今回は
誕生日は会社に行きたくない
をお伝えいたします。





「あっ、まずい、忘れてた」

私はひやりとした。


朝礼の終わりの時に
サプライズのプレゼントをいただいて
今日が自分の誕生日であると気づいた。



家族や友人たちに誕生日を祝ってもらうのは素直に嬉しい。


でも、会社の場合は少し複雑である。

どういうことかと言うと
私と社長の誕生日が同じなのである。



その日の朝、社長室に挨拶に行った時
突然、緊急の仕事を依頼され
社長がお誕生日であることが頭からすっかり抜けてしまった。

「お誕生日おめでとうございます」
この言葉だけを言って社長室を出ようと思っていたのに。



社長と誕生日が同じ日だということが嫌なのである。

なぜ嫌なのか。
例えばこんなことがあった。
その日は会社にとって大事なセレモニーがあった。

社長は紺色のスーツにつま先が長くとがった靴を履いていた。
式典が滞りなく進み最後に社長からひと言の時になった。


その時、会社から社長へサプライズのプレゼントが渡された。
全従業員から社長への誕生日プレゼントである。

社長は思いもよらないプレゼントに喜ばれていた。


「全従業員から」と言っても
その包装紙の中身が何なのか
私たちは知らない。

というよりも
プレゼントを渡すということさえ
事前に私たちには知らされていなかった。

それはそれでいい。
会社とはそんなものだ。



社長からひと言、お話があった。

すると、
「今日、私が誕生日ではありますが
本社のゆりさんも誕生日です」とおっしゃって拍手をされた。

皆さん、それに同調して拍手をされ
隣に立っていた女性従業員に「おめでとう」と言われた。



これが嫌なのである。
社長が誕生日ならそれでいいじゃないか。
それなのに、社長は誰かに誕生日おめでとうと言われると必ず私の事を言うのだ。

構わないでほしい。
気を使ってほしくない。
心無い「おめでとう」の拍手に対して
私は「ありがとうございます」とお辞儀をしなければいけない。


この屈辱感。
分かるだろうか。

誰も私に対しておめでとうと思っていない。
それなのに、その行為に対して
私は感謝の意を表さないといけない。


自分の誕生日なのに
自分の思いとは裏腹なことをしないといけない。
ペコペコしている自分が情ないとも思う。



私は素直ではない。
偏屈なのかもしれない。


でも、会社での誕生日の日は苦痛である。


会社に行きたくない。


誕生日はずる休みをしたい。







今回は
誕生日は会社に行きたくない
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。



◆◆ アファメーション ◆◆
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私は愛されています
大きな愛で包まれています

失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています

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