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物事の交渉は難しい【音声と文章】

山田ゆり
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今回は、物事の交渉は難しい
ということをお伝えいたします。
5分5秒の音声です。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。

**文章はここからです***

おはようございます。山田ゆりです。
今回は、物事の交渉は難しい
ということをお伝えいたします。

私は経理や給料計算の他に
生命保険・損害保険、車両保険
なども担当しております。

その為、保険会社の方と
接する機会がありますが
保険会社の方にはいろいろな人が
いらっしゃるなぁと思います。

私は人様と会話をする際
できるだけ相手のお顔や目を見て
適宜、うなずくようにしています。

保険会社の方は、上司の方だけに顔を向けて話し、
隣に座っている事務係の私には

ほとんど目を向けない方がいらっしゃいます。
それは男性の方が多いです。

私は、相手のお話をきちんと聞いていると
アピールするために何度もうなずきます。

だから、一度も私を見ないのは、私は問題外だと言われているようなものです。
その方の言葉が丁寧なだけに人格を疑います。

また、別の保険会社は、
上司と私に代わる代わる顔を向けて
話される女性がいらっしゃいます。

その心遣いが嬉しい。

社会の中で、どちらかと言えば
女性が下の地位という場合が多い。

だから、女性はどうしても
下に見られて悔しい思いをしたり
残念な扱いをされる機会が多いです。

だから、複数の相手と話をする際は
相手の顔を交互に見るように
その方は心がけているのだと
私は感じました。

それ以降、私もその方のやり方を真似て
先方が複数人の場合は、
交互に顔を向けるように心がけております。


別の日のことです。
ある案件で、先方から提案書が出され
それに対して、こちらでいくつかの質問事項を洗い出し、その質問をする機会を与えていただいた時の事です。

その時、上司と私の二人が対応いたしました。

話をする中で「実は本日、ご提案させていただいた内容で、とりあえず契約書を作って参りました」とおっしゃって、相手は契約書を出されました。

こちらは、本日、契約をする予定はありませんでした。
私は心の中で、『契約書はまだ早いでしょ』と思いました。

だから契約書はそのまま受け取らない事になるだろうと思っておりました。

しかし、話の終わり頃に上司は
「そちらの契約書をお借りしてもよろしいでしょうか」と言われました。

お客様がお帰りになってから
契約書をお借りしたのは何故か
上司に尋ねました。

上司は、
「先方は今日、契約までこぎつけようとして
一生懸命契約書を作ってこられたのだ。

それを、無下に受け取らずに帰したら
相手が会社に戻った時に立場が無いだろう。

また、とりあえず契約書を
お借りしたということで

こちらは今回の件にいくらかでも
興味を持っているという
アピールになるから」

とおっしゃっていました。


今回の案件は、いつもでしたら
その上司お一人でされる事でした。

しかし、社長は、その上司に私が付いて
二人で事を進めなさいと言われました。

なぜ社長がその方と一緒に行動するようにしたのか
上司の今のお話をお聞きして
納得いたしました。

交渉が上手いその上司と
一緒に行動する事で

交渉事の運び方、つまり、言い方、気配り、何に注意するかなどを
私が学ぶようにしむけて下さったのだ

と気が付きました。

人を育てるとは
こういうことかと思いました。

本日は、物事の交渉は難しい
ということをお伝えいたしました。

本日も最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。

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