私の会社はモノづくりの会社です。プロの集団です。5分の音声です。音声と文章、どちらでもお好きな方をどうぞ。

つぶやきはこちらです。
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「お疲れ様でした！」抱えきれないほどの花束の間から見える、白髪交じりのお姿。私が転職したての頃は、「あー、この人とは絶対分かり合えない」と思った。若気の至りで私は何度も意見を申し上げていた。でもいつの間にか可愛がっていただいた。これからの人生に幸多かれと願う。
https://twitter.com/ebinabotukuda/status/1109290762284351488

こちらのつぶやきの考察をいたします。

私の勤務先の男性社員は、高校卒業後入社してから勤続20年、
30年という方がたくさんいらっしゃいます。
私は今の会社に就職した時、
何十年も同じ会社で仕事をしている人の気持ちが分かりませんでした。

それまでの私は、高校を卒業してから12年勤め、次は11年、
その後は転職を繰り返していました。

だから、同じ会社に20年、30年勤めている人は、
今さら他の会社で一からやりたくない、
これ以上頑張りたくないから辞めないでいるのだと思っていました。

だから、勤続年数が比較的長いこの会社の方々の多くは、
向上心が無い方だと思っていました。
しかし、その考えは間違いであることにすぐ気が付きました。

私の会社はモノづくりの会社です。
だから、製作部門の方々は仕事に必要な資格をたくさん所持しています。
一人で4つも5つも持っています。

また、高所作業車などの特殊車両を運転する事が頻繁にありますので、
それらの資格も多数取得しています。

建築士の資格を持っている方も
数名いらっしゃいます。
また、資格こそ持っていませんが、
実務経験が10年以上の方がたくさんいらっしゃいます。

だから、例えば、事務所内を改装したいと思ったら、
繁忙期以外はすぐ製造部門の方が
巻き尺を持ってきて色々なところを採寸していき、
翌日には必要な木材や材料を持ってきて、すぐに製作を開始します。

金づちやハンマーでトントン、
のこぎりでギコギコ、
カンナでシュッシュ、
電動ドリルでキューンキューン。
テキパキ動き、あっという間に完成します。


だから、ウチの会社は職人の集まりです。

プロの集団です。


「自分がここまでできるようになった。
じゃぁ、あともう少しできるようにするには
どうすればいいんだろうといつも思っている。」

と、以前、飲み会で席が隣になった時に、
製造部門長がおっしゃっていました。


そう、ウチの会社で勤続年数が長いのは、
職人としてもっと技術を得たい、
得ようとしている人が多いからでした。

素晴らしい腕を持った方がまた一人、退職されました。
その方のこれからの人生に幸多かれと願います。

本日は、ウチの会社はプロの集団
ということをお伝えいたしました。

本日もお聴きくださりありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。