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(交換日記)22歳の悩み 私から【音声と文章】

山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。

おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
(交換日記)22歳の悩み 私から
ということをお伝えいたします。

M子さん
はじめまして

交換日記をしてくださりありがとうございます。

私は今、心が落ち着かなくて
誰かにこの思いを知って欲しい心境です。

昨日、彼と私をつないでいたものが
とうとう無くなりました。
以前から諦めようと思いながら
行動は逆のことをしていました。

旅行先から彼に電話したり
お手紙を出したり
自分勝手だなと思うのですが
自分を抑制する心の強さがなく
ずるずるとここまで来てしまいました。

彼に期待をしないようにしよう。
彼と恋人になれるなんて考えないようにしようと
心に言いきかせてきました。

でも、やはり、彼の方に目が行ってしまいます。
たった一度だったけれど、二人で映画を観てお食事をしました。
それが私の生まれて初めてのデートでした。

男性に誘われたのが初めてだったのです。
前の晩は嬉しくて嬉しくて
ついY子さんに
「明日、デートなんです。どんな服を着ていったらいいでしょうか?」
なんて電話しました。

ずーっと昔のことだったように思われます。
僅か8か月の片思いでした。
彼とお話をするようになった頃は嬉しい毎日でした。



私は以前から編み物を習っています。
今までに7~8作品を作りました。
現在、自分のセーターを編んでいて、
だいたい終わりのめどがついてきて
次は何にしようかと考えていました。

私は一作品に2~3か月かかります。
それで、11月と12月をかけて
彼のセーターを編もう。
12月24日にプレゼントしようと思ったのです。

でも、セーターなどの身につけるものをプレゼントするのは、
仲の良い間柄でない限り、失礼になると本に書いていました。
直接、その人の身体に関係するものだからだそうです。

セーターの事はF子さんにも相談しました。
彼女は取りかかる前に、ひと言聞いた方がいいと言ってくれました。
ひとり身だったらいいのですが、もし、
その人に特定の女性がいた場合、
もらったら困るだけだと思います。

いろいろ考え、やはり、聞こうと決心しました。


そして、昨日、彼に電話したのです。
「セーター編みたいんだけどいいですか?」

やはり、聞いてよかったと思いました。
彼は「駄目だ」と言いました。
これはつまり、彼にいろいろな期待をしてはいけないという事なのです。


なんとなくそうではないかと思っていましたが
今までそれを口に出したら、もう二度と彼にお電話することもできなくなる。
そう思うとできなかったのです。

でも、とうとう、その日が来てしまいました。



私は人生について・生きがいについて
今ではなぜあんなに悩んだのだろうと理解できないのですが、
とても考え悩んだ時期がありました。

その頃、私は彼の人柄を尊敬していました。
そして思い切って、悩んでいることを書いて彼にお手紙を出したのです。
すると彼から長いお手紙が届きました。

もしかしたら軽くあしらわれるのではないだろうかと思っていた私に
とても心のこもったお返事をいただいたのです。


恋は意外性の発見から

とでもいうのでしょうか。
それから私の恋心に火が点きました。


今思えば、あれは彼がまじめだったから、
あんなに長いお手紙を下さったのだと思います。

それなのに私の方が変な方向に気持ちを持って行ったのです。
自分で蒔いた種を今刈っています。


今日は彼の顔をまともに見れませんでした。
やはり、心がジーンときます。

仕事に私情を挟んではいけない。
強くなりたいです。



今回は
(交換日記)22歳の悩み 私から
ということをお伝えいたしました。


本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。



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