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P-MODELからのMAN WITH A MISSION③

私がマンウィズに興味を持った時、
彼らの活動はすでに5年目で、
アルバムも3枚発表済み。
ライブも、武道館や幕張メッセ等を制覇していた。

さて、
どの曲から聴こうかと、
ネットをうろうろしていたら、
マンウィズ初心者のために、
お勧めの曲とその理由なんかを書いてくれている、
ありがたいサイトが結構あって、
いくつか熟読させて頂いた。
せっかく興味を持ったのだから、
「ハズしたくない」みたいな思いもあり、
オススメ情報と、iTunesの試聴を繰り返し、
私が最初に選んだのが、
「Emotions」「DON'T LOSE YOURSELF」
2曲共、たまたま、Kamikaze氏の曲となったが、
中々のチョイスだったと思う。
(※MVの顔と現在の顔が・・・😁)

あっという間に、
私の「iPod」はマンウィズだらけになり、
CD、DVDも購入し、
アマゾンで昔のインタビュー記事が掲載されてる雑誌も買い、
YouTube の面白動画も見まくった。

結構な中毒だし、
控えめにみてもファンになったわけだが、
自分の音楽の故郷が明確であるが故に、

「なぜ自分が、マンウィズの音楽にハマるのか」、


謎過ぎて、不可思議過ぎて、
解明するために、
さらに聴いて、
すべての曲の感想も書いてみて、←(もはや変態的)
それでもわからなくて、
年齢も顧みず、
4枚目のアルバム、
「The World's On Fire」のツアーで、
ライブにも足を運んだ。

とは言え、
これは勇気が必要だった。
初めての帝劇の時よりも、立ち振舞がわからない。
事前情報を収集し、当日は周りを観察して、
幕張のライブ会場で浮かないように用心深く行動した。

※実際は、「ぼっち参戦」でも時間を持て余さないように、
会場内ではスマホのアプリで動画を観ることが出来たり、
「ボルシチ」なんていうハイカラなスープが用意されていたり、
彼らのホスピタリティは、
新参者でも安心安全な空間を創ってくれていた。

結果、
ライブ中、
メンバーは全く見えず、気配を探りながらだったけど、
生演奏の迫力、演出の華やかさ、
初の「FLY AGAIN」等々、
マジで楽しかった。

本来は、「初・帝劇」の緊張感や、
「初・ミュージカル」「初・海外」その他諸々のワクワク感を、
何十年も共にしてきた、
大親友とマンウィズも楽しみたかった。
が、
CDをプレゼントして、
ジャケットを見て笑ってくれたけど、
感想を聞かせてもらうことなく、
友人は、病により、人生を強制終了させられてしまった。
いつもの待ち合わせ場所で、どんなに待っていても、
彼女が笑顔で、駆け寄ってくることはないし、
メールの返信も、二度とない。

だから、マンウィズの音楽が、
なぜ自分の魂に響いてくるのか、
その謎を解明するには、
一人、
自問自答と行動あるのみだった。

④へ続く


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