私の家
今夜は家に私1人。夫は1人で暮らしている母親のところへ泊まりに行っている。テレビもNetflixも見る気がしなくて、早々布団に潜りこんでしまった。
築50年になるこの家で私は育った。途中、転勤や結婚で離れていた時もあったけれど、結局私は今もここにいる。
幼い頃から見慣れた天井の模様を見ていると、不思議な気持ちになってくる。いつかは私もこの世を去る時が来るだろうけれど、そうなった後もずっと私はここにいるのではないか。家が私なのか、私が家なのかわからないような不思議な気持ち。
この記事が参加している募集
いただいたサポートは、本の購入に使わせていただきます。