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22)心の絆創膏は ちびまる子ちゃんとやすとものどこいこだけだった。



今日久々に前職で働いている夢をみた。
あの感覚が久々で、夢だと気づいたときはホッっとした。

前職は医療事務だった。
外来と在宅医療を並行しており、クリニックレベルで収まり切れないほど規模を伸ばし広げていた。
私が入職した当時の仕事量と比べると業務量は5倍増えたと体感している。

働いていく中でちょっとした役職となり、毎日サービス残業が当たり前な職場で働いていた。終電で帰ることもしばしばだった。

家事は全くできず、夫には悪いが毎日外食かコンビニ飯だった。洗濯も夫のパンツがもうないという言葉が洗濯のGOサインだった。
昼ご飯も毎日コンビニでインスタント麺。胃に流し込んだら終わり速仕事という感じだ。


そんな中、私が夜中帰宅後に癒されていた番組が二つある。


まず一つ目


❝やすとものどこいこ❞


これは関西のローカル番組なので関西圏に住んでいる人ならわかるのではないだろうか。

お笑いコンビでもあり姉妹でもあるやすとも(海原やすよ、ともこ)が毎回ゲストを迎えて関西各地のショッピングモールなどを中心に自由に散策し買い物をしている様子をみる番組だ。

大阪に来てから前職の先輩がこの番組が好きだと聞いてみるようになった。
只々二人とゲストが買い物をしているだけなのになんだか面白い。
主婦歴も長く、美容にも食にも通じたやすともが勧める商品は安心感もあり、私も実際参考にして買ったものが沢山ある。
なんといってもやすともの買い様があまりに豪快で見ていると心がスッとする。
これを見たさに夜な夜な番組を見るのだ。


そして二つ目が

❝ちびまる子ちゃん❝

説明もいらぬ日本の長寿アニメのひとつだ。ちびまる子ちゃんにすごく救われていた。
まる子の完璧すぎない、凄く素直なところが好きだった(勿論今も)


宿題をなかなかしないところ、朝もぎりぎりまで寝るところ、食べ物の好き嫌いが多いところ、おじいちゃんの少ない年金をたかるところ、おじいちゃんに寿司を悪気もなく7万5千円も奢らせるところ←この回大好きっ!w

これが大人だったら正直どうかと思うが、まる子なら許せてしまう。
まる子は駄目なところもあるけど、いいところが沢山ある。

友達想いなところ、男女分け隔てなく接せれるところ、明るく優しいところ、母の日などには自分のお小遣いを使ってハンカチなど買うところ、困っている人がいると手を差し伸べることが出来る人、道端に花が咲いているとかわいいと足を止めて愛でることが出来る人だ。
その絶妙なバランスが疲れた心にフィットした。

辛いときに寄り添ってくれたありがたい作品
もちろん今でもこの番組は必ずみている

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