【つながる旅行記#71】鶴岡八幡宮と良い感じの鎌倉大仏
前回までに3パートにわたって江の島観光をお届けしたが、今回は鎌倉駅。
初めて来る場所だ。
そしてめっちゃ混んでいる。
TARITARIの聖地巡礼をサクッと済ませて、目指すは鶴岡八幡宮。
歩いていくと小町通りに到着。
か、鎌倉ってこんなに混雑するの……?
人混みに気圧されつつ、空腹感に気がつく。
そういえば結局江の島ではしらす丼を食べることもなかった。
腹ごしらえにコロッケでも食べておこう。
そして鶴岡八幡宮に到着。
道も人間&車でかなりの混雑だ。
みんなが目指す場所は鶴岡八幡宮なわけで、これも当然。
……これは今日も夜は頭痛で確定かもしれない。
よし、帰ろう。
しかし本当にこの人混み耐性のなさはどうにかしたいもんだな……。
旅行していればいつか治るのだろうか。
そしてここは長谷駅。
目指すのはもちろん鎌倉の大仏だ。
これを見なければ鎌倉に来たとはいえない。
実はここにも初めて来るのだが、こんな風に囲まれた中に大仏が居たのか。
おぉ……!これが……!!
鎌倉の大仏……!
わりと小さいとは聞いていたが、確かに小さめかも……?
20円払うと胎内拝観ができるらしい。
そういう用途も考えて作ったということなのだろうか。
なんだか斬新な気もする。
神道なんて神様の姿を見ることすら許されない事が多いのに、
大仏は中に入ってもOKなのだ。
このおおらかさが仏教が広まった理由の一つなのかもしれない。
背中に窓とかついてるし。
これなら中で窒息することもないだろう。
仏の優しさに震える。
ズームしてみると金箔のようななにかが見えた。
まさか昔は全身が金色に輝いていたのだろうか?
しかしこう……たしかに奈良の大仏よりは小さいのだが、
鎌倉の大仏は外に置いてあることによる開放感が合わさり、より身近な存在として寄り添ってくれる雰囲気が追加されている気がする。
奈良の大仏は聖武天皇肝いりの国家事業として作られたが、
鎌倉の大仏は民衆からの浄財によって作られたという。
どちらも大仏とはいえ、その出来た経緯と歴史によって、両者がもたらすものは変わるものなのかもしれない。
大仏殿がなくなって以後、風雨にさらされ続け、それでも民を見守る。
鎌倉の大仏、良いじゃないか……!
(金色にしたらなんか違うな……)
なんだか想像以上に来てよかったと思える場所だった。
やっぱり来てみないと正確な評価はできないものだ。
唐突な武器屋に見とれつつ、次の目的地へと向かう。
神奈川巡りはまだ続くのである。
次回に続く…
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