「これもう博物館だろ……」なAssassin's Creed Origins オブジェクト探訪
なぜか自分は昔からエジプトに惹かれていた。
謎めいたアイテムの数々、紀元前のものが今も残っているという衝撃、日本とはあまりにも違いすぎる砂漠の環境、八百万の神々に通じるものがある宗教観……魅力的な要素はいくつもある。
思えば日本はかなりエジプトコンテンツと関係が深い国ではないだろうか。
ドラクエにもピラミッドは出てきたし、遊戯王もエジプトだし、ジョジョ3部だってエジプトだ。
あらゆる場所やコンテンツでエジプト関連のものが普通にある国だと思う。
「ファラオ」と聞いてエジプトが浮かばない人は居ないだろう。
そしてそんなエジプトを満喫できるゲームがAssassin's Creed Originsだ。
「ふ~ん、舞台がエジプトなんだね~」程度で考えているなら甘い。
まさかの発売後に無料で追加されたディスカバリーツアーは、多種多様なエジプトの文化をゲームの中で学ぶことが可能で、さまざまな博物館の遺物の画像を見つつ解説も聞けるモードだ。
その出来は無類である。
なんだかもう本当に博物館みたいだ。
(実際、色々な博物館の展示品が見れるのだが)
自分は常々、VRで博物館や美術館が見たいなあと思っているが、それは時間や他人の存在に縛られず、自由に家で展示品を楽しみたいからだ。
いや、もはやVRじゃなくてもいいからそういうものがほしい。
……考えてみたら、このゲームがまさにそれなのでは……?
専門家による考証をしっかりと行い、まさに古代エジプトをゲーム上に再現しようと惜しみない技術と資金を注ぎ込んだ結晶。
それがアサシンクリード オリジンズである。
その素晴らしさはエジプト考古学者の河江肖剰(かわえ ゆきのり)先生も大絶賛だ。
はるか昔に先生を世界ふしぎ発見で見たとき、当時の服装も相まって「リアルネイトさんじゃん!」と思ったのが懐かしい。(高倉健にも見える)
今や人気のYoutuberになっているとは……!
↓※これは最近のふしぎ発見(ネイト風味は健在)
最近の海外ゲームの画質は本当に意味不明なレベルで綺麗で、
オブジェクトの数もすさまじい。
そしてこのアサシンクリードシリーズは、エジプトを舞台にした「Origins」以外にも、ヴァイキングの世界を忠実に再現した「Valhalla」、古代ギリシアを再現した「Odyssey」など、もうなんか全部すごい。
そして最新作ではなんと日本を舞台にするということが発表されたので、
どんな風に描かれるのかが楽しみで仕方がないのだ。
日本を舞台にしたゲームといえば、別会社ではあるが、Ghost of Tsushima (ゴースト オブ ツシマ)という作品がある。これもまたすさまじいグラフィックだわロードもないわですごい作品だった。
(これがムービー中でもなんでもなくプレイ中の画像なんだからもう…!)
ああ、日本が舞台のアサシンクリードはどうなってしまうんだろう……!
そんなテンションでこの記事を書いている。
というわけで、前置きがめちゃくちゃ長くなってしまったが、
今回はアサシンクリードオリジンズのディスカバリーツアーのスクショを少しだけ紹介していこう。
ということで色々とスクリーンショットを載せてきたが、
どうだっただろうか?
まだまだこんなものではない情報量が実際のゲーム内では盛りだくさんなので、エジプトに興味がある人はぜひとも触ってみてほしい。
「でも私、ゲームは得意じゃないから……」だって?
大丈夫!なにせ自分はこのゲームを買って、
ディスカバリーツアーしかまともにやってないから!!
ディスカバリーツアーを楽しむだけなら、
スティック動かして、ボタンを押して話を聞いてるだけでOKだ。
正直なことを言えば、COTEN RADIOを聴いた結果、このゲームに出てくるクレオパトラ7世(←7世が重要)やら、ガイウス・ユリウス・カエサルやらが作品内でどう描かれているのか気になって仕方がないのだが、そこまで進めるのが億劫で進められていない。
どう考えても本来はそっちがメインコンテンツだというのに。
とはいえ、ディスカバリーツアーの中で操作キャラをカエサルにしたりもできるし、クレオパトラ7世周りの解説もちゃんとあるので、ディスカバリーツアーでもその辺りはしっかり楽しめる。
いやはや、本当に素晴らしいゲームだ。
日本が舞台のアサシンクリードが出る前に、他のシリーズも触りたくなってくる。(これすらクリアしてないのに)
そして重要なことが一つ。
アオサギが出てくる。
おいおい……
神ゲーだわ……!
(実際アオサギはエジプトではすごい神なのだが、それは別の機会に…)
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