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Amazonフォトにシンクロニシティを感じたので計算する

シンクロニシティ』という言葉を知っているだろうか?

……自分は知っていた。

母親がわりとスピリチュアルな話題が好きだったからである。


シンクロニシティ
は平たく言うと「意味のある偶然の一致」みたいなもので、例えば「親のことを考えていたらちょうどLINEが来た」とかそういうやつである。

しかし元をたどればシンクロニシティというのはスピリチュアル系がどうのこうのというわけではなく、スイスの精神科医・心理学者であるユングの提唱した概念だ。


……いや、ユングは降霊術とかやってたし、

オカルトやスピリチュアルの範疇なのか……?


あんまり詳しくないことを語るのもあれなので、さっさと自分の話をすると、自分もよくシンクロニシティに遭遇している

友達のこと考えてたら連絡が来た!」とかそんなものではない。
(むしろそんなことが起きたら逆に奇跡だ)


自分が遭遇するのは、『Amazonフォトとのシンクロニシティ』だ。


事前知識として、Amazonフォトについてちょっとだけ語る。

AmazonフォトはAmazonプライム会員なら無料で使えるクラウドストレージサービスなのだが、写真を保存しておくには最強なんじゃないかと自分は思っている。

なにせ写真なら”容量無制限”で利用可能で、画質の劣化もしないクラウドストレージだからだ。

無料ユーザーは5GBまでのDropboxGoogleドライブとは格が違う。
(これのせいもあってプライム会員をやめられない)


そんなわけで、自分は旅の写真を全てAmazonフォトに入れている。
家が焼けようと写真データは助かる。(動画は無理だけど)

そしてその枚数は現在、約10万枚となった。


自分はその写真をAmazon EchoというAlexa端末に画面がついたようなデバイスにランダムに表示して、デジタルフォトフレーム的な楽しみ方をしている。

こんなの↑

しかしこの表示される写真

これが実に「気味の悪いシンクロ」をするのだ。


例えば本日4月2日、自分はポッドキャストでゆる哲学ラジオを聴いた。

この回は三重県のルーブル彫刻美術館に行ったときのことを語る回である。

実は自分も過去に偶然この場所を訪れていた。

なぜか貰ったボールペン

それを旅行記で語るのが何年後になるのかはともかく、行った際はそこそこ写真も撮ってきた。

なのでAmazonフォトの10万枚の写真の中には、このルーブル彫刻美術館での写真も含まれるわけだ。


そして自分がポッドキャストを聴いたあと、Amazonデバイスが表示してきたのが以下の画像である。

そこにはルーブル彫刻美術館の画像が表示されていた。

さっきのポッドキャストの話のやつ、これでしょ?😊」みたいに……!!


さすがに気味が悪いよ!!


……もちろん、こんな偶然が起きる可能性がゼロではないのはわかる。

だがこのシンクロニシティは今に始まったことではないのだ。


例えばnoteでクジラの記事を書いたら、博物館で見たクジラの剥製の画像を表示してきたり、そんなことは今まで何度もあるのである。

もう自分のnoteでの活動や、Spotifyで視聴している番組などのデータがAmazonに送信されているんじゃないかと疑いたくなってくるレベル。

これはどういうことなのだろうか……。



だがしかし、こういうときは冷静にならなければいけない。

大体こういうのは考えすぎなのだ。

わかっている数字で確率を計算してみよう。

・写真の総数:10万枚
・ルーブル彫刻美術館関連の旅行写真:100枚(おおよそ)
・Amazon Echoで1日に見る写真枚数:10枚(もっとあるかも)

ちなみに数学はテストで一桁を取ったこともあるのが自分である。

担任だった数学教師の悲しい目が今でも忘れられないよね……


……それはともかく、これをなんやかんや計算しよう。

10万枚のうちの100枚に当たればいいんだから、一気に確率は1000分の1になって、Amazon Echoで見る枚数が10枚とすると、さらに確率は上がって100分の1になる。(あってる?)

つまり1%の確率でこんな偶然は起こり得る!!(あってます?)


ふむ……

スマホゲーのガチャ確率を思えば、十分ありえそうだな……。



あれだけ気味の悪さを感じていたシンクロニシティだったが、1年間(365日)で考えたら、Amazonフォトとのシンクロという現象はわりと起こりえるものだったようだ。

やっぱり冷静になるのは大切だなって。


そしてこの記事を書くにあたって参考になるかなと思って借りてきた、『シンクロニシティ 科学と非科学の間に』だが、20ページで割と挫折したので今後どうなるかはわからない。

いや、きっかけとなったポッドキャストの「ツイてるブッククラブ」によると、めっちゃいい本という話なのだが、

シンクロニシティのことは最後の方にやっと出てくる」という衝撃の事実を聞いてしまったので尻込みしている。

この本はシンクロニシティ解説本というより、科学者達の歴史書というのが正しいらしく、じゃあやっぱり最初から読まないといけないわけで……!

読書は楽しいが、やはり他のものよりハードルは高いなと思うのだった。


皆さんのシンクロは果たして……?


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