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【つながる旅行記#24】in盛岡 博物館にどうしても行っときたかった編 part.1

前回のあらすじ
とうとうタイトルで引っ張り続けた五百羅漢を見ることが出来た。
上司に激似の羅漢に仕事気分に戻されつつ、最後にもう一箇所何処かへ行こうと画策する。そう、初めての土地に来たら博物館は押さえておきたい。

羅漢堂を後にして、博物館へ向かう。
しかし時刻はもう15時になろうとしている。
着いてもかなりの急ぎ足での博物館タイムになることだろう。

でも今行っておかねば、今後一生来ないかもしれない。
後悔しないためにも自転車をこぐ。

なんだか道に雪が増えてきたような……?

うん、一部の道は自転車を押していかないとなにか良くないことが起きそうな気がする。

急いでは居るが、怪我をしたら本気で帰れなくなる。
冷静に行こう。

岩手山……?

着いた!!


アーチを越える

たどり着いたのは岩手県立博物館

県が誇る博物館、見せていただこう……!

いやこんなこと言ってる場合ではない。
もう時刻は15時半になろうとしている。
さっさと見ないと博物館が閉館してしまう!

出迎え

なんと入り口にさかなクンのサインがあった。

感動だ。

なぜなら自分が初めて会ったテレビに出てる有名人はさかなクンだったからである。生物多様性についての講演か何かで会えたのだが、ちゃんとハコフグを装備していたのを覚えている。
岩手県でまた出会うとは。・・・看板だけど。

なんだか展示室まで向かう道はものすごく恐竜推しだ。

それもそのはず。
どうやら、岩手県ではモシリュウと名付けられた恐竜化石が見つかっているらしい。しかもこれ、日本初の恐竜化石だそうだ。
日本初の恐竜化石は岩手で見つかったんだなあ。

ちなみにモシリュウのモシは、見つかった場所の地名「茂師」かららしい。

モシリュウはこんなだった予想

恐竜ゾーンを越えると、まさかの再会があった。

君は…!

チャグチャグ馬コだ。

いや記事ではちょっと前だけど、実際には同じ日に見ているので更に頭に強く刻まれることになった。

いつか実物を見たいものだ。

土俵のジオラマもあった。

よく見ると結構な細かさで作られている。
せっかくのカメラのズーム性能を生かしてみよう。
(まだ手ブレ防止設定は理解していない)

こういう細かいものまで作り込んであって素晴らしい。
見ていて楽しい。

・・・はっ、本番の展示室に行く前にめちゃくちゃ時間を使っている。

いかんいかん。見とれていた。

展示ゾーンは思った以上に広い。
こりゃ時間内に回れるのか……?

ミズホクジラ
パレオパラドキシア

おお……!
こんなに大きい土偶の頭部もあるのか。
というかもう実物大と言ってもいいくらいだ。
こうしてみると写実的な表現も可能だったんだなあと思える。

よこ
うしろ

説明書きによると全身像なのではないかということだが、
全身があったら是非とも見たかった・・・!

顔ですらこれなのだ。全身だったらどんな表現になっていたことか。

遮光器土偶も色々ある。
東京国立博物館にあるものとはちょっと違うようだ。

なんだかフニャッとした感じでこちらのほうが愛嬌があるかもしれない。

三内丸山遺跡にもあったミニチュア土器。
昔の人もミニチュアが好きだったのだろうか。

狩猟文土器

弥生時代に入ると、弓矢などの姿を土器に表したりもしたようだ。

盛岡城

盛岡城のジオラマもあった。
こっちは建物までしっかり作っている。
さっき行ってきたところなのでなんとなくイメージが湧く。
下の写真部分は、あの赤いアーチ橋がかかっていたところか・・・?

産金と製鉄

そして岩手は8世紀から産金と製鉄の地として知られていたらしい。
金鉱石の採掘と砂金取りもしていたし、たたら製鉄も行われていたとのこと。
金というと紋別を思い出す。
いいぞ。記憶が定着している。

こんなところで製鉄してたらしい

いやー、楽しい。
展示もたくさんあるし説明を読んでいると非常に勉強になる。

いや本当に楽しいんだが、

もう真面目に時間がない。


なぜここを最初の目的地にしなかったのかが悔やまれる。
いや、考えていてもしょうがない。

楽しめる分だけ楽しんでおかねば。

博物館後半へ続く・・・

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