【料理】深夜の空腹には一風堂のラーメンが輝く
深夜2時、自分の胃袋は暴走していた。
これは新しく始まった『逃げ上手の若君』のアニメの出来が良すぎて興奮していたのもあるかもしれない。
作品の舞台が今まで全然描かれてこなかった鎌倉幕府崩壊後という斬新さ、最近見た北野武の『首』でも感じた”かつての暴力の時代”を描きつつも、そこにギャグを入れ込んでいく作者の才能、そしてなにより、めちゃくちゃ素晴らしい作画……!!
いやはや、三体のドラマ版も来てるわで、しばらくはAmazonビデオに時間を吸い取られるのが確定のようだ。(睡眠時間はもうダメかもしれない)
さて、それはそうと何を食べようか。
冷蔵庫を漁る。
するとあった。
一風堂のラーメンが。
たまに行くことがあった一風堂だが、今や値上げによって主力の白丸元味は850円になってしまった。
もう個人的においそれといける店ではなくなってしまったが、そんなときスーパーで見かけた家庭用一風堂に救われた自分がいる。
たしか値段は400円……? くらいだった気がするし、なんと1袋で2食分なのだ。(神か?)
そしてカップ麺系で「〇〇の店の味を再現!」とか言ってるものは全く信用ならないが、こういう鍋で作る系はそこそこ再現度が高いと自分の舌は感じている。
なので最近はなんかもうこれでいいかと思っている節がある。
(一風堂に行ったときに出されるルイボスティーは正直苦手だったし)
なおこの商品に具材などという概念は存在しない。
入っているのは麺とスープだけだからこその安さである。
個人的には豚骨ラーメンは豚骨スープを飲みに行ってる感が強いので、特に問題はないが。
あ、出来ました。
ラーメンにウィンナーってなんでこんなに違和感が出るんだろうと思いつつ、賞味期限が近いのでつい入れてしまった。
ある意味元より豪華かもしれない。
ではいただきます!!
(ハムッ!ハフハフ!!ハフッ!!!)
いやー、普通に美味い!!
最近悪魔の肉鍋もスーパーから消えたし、暑すぎてそもそも鍋なんて作りたくもないので、自分は豚骨成分が足りてなかったのだ。
……あぁ、なんかもう豚骨スープだけ売って欲しいな。
このスープ飲みつつご飯食べるから。
というか麺を30秒茹でるためだけに大量のお湯を用意したくないという人は多いんじゃないだろうか?
こういう家庭用ラーメンは1人分を作るにはどうにもダルい。
実は今回、あまりにダルいので晩御飯に肉を焼いたあと放置していたフライパンを再利用して作っている。(ゆえに調理中の画像はない)
だが油まみれのフライパンにそのまま水をぶち込んで茹でるお湯を作ったことで、肉とタレのうま味をウィンナーと麺に行き渡らせることに成功した。(ものは言いよう)
おかげで山賊焼きのタレの風味をほのかに感じて、なんだか深みが出たような……?
……いや、自分で書いててちょっとどうかと思えてきたが。
反面教師とはこのことだなと思いつつ、適度な満腹感とともに布団に入る。
もうすっかりエアコンのある部屋にしか居られなくなった7月上旬。
これからもっと気温が上がると思うと恐怖でしかないなと思いつつ、我が家のエアコンが壊れないことを祈るのだった。
(やっぱり冬のほうが好きだな……)
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