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動画や本のレビュー

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動画や本の感想レビューをまとめたもの
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#読書

【読書】『未来国家ブータン(高野秀行)』を読み、幸せを想う

現在入院中な自分の最強のお供、それが電子書籍である。 大量に積んでいた本を消化する絶好の…

aosagi
8日前
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【読書】もはや奇書な『鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説』…

西尾維新といえば、主に物語シリーズで自分の世代を席巻した作家だ。 もちろん自分もドハマリ…

aosagi
1か月前
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【読書】手塚治虫の漫画を読み漁っていたらたどり着いた、釣りキチ三平作者の民俗学本…

夏休みが気付いたら終わってしまった。 まあ何をしていたかといえば基本は帰省してたのだが、…

aosagi
2か月前
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【幻覚の脳科学】ヒカキンと幻覚本とアドベンチャーレースとコテンラジオが繋がって、…

自分はポッドキャストとYoutubeが情報源だが、広告でもしているのかヒカキンの動画がたまにサ…

aosagi
5か月前
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【読書】徹子ママの凄さが半端じゃない『続・窓ぎわのトットちゃん』

前回は長年読まずにいた『窓ぎわのトットちゃん』を読み、黒柳徹子さんの歩んできた人生の一端…

aosagi
8か月前
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【読書】本当に今更『窓ぎわのトットちゃん』を読んだら、記憶が蘇りまくりだった

ある日、映画上映前の広告タイムで『窓ぎわのトットちゃん』がアニメ映画になることを知った。…

aosagi
9か月前
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『猿蟹後日譚 : 一名・猿蟹弔合戦』をネットの海に残す

前回紹介した『猿蟹後日譚 : 一名・猿蟹弔合戦 (幼年文学 ; 第2)』だが、神アプリである『みを』のおかげでどうにか読み終えることが出来た。 猿蟹合戦の別バージョンといえば芥川龍之介のものが有名だが、今回の猿蟹弔合戦はそれとは全然違う後日譚だったので、なかなか楽しめた。 (芥川龍之介の猿蟹合戦は、カニが復讐とはいえサルを殺したため、裁判で死刑になるというお話) さっと調べた感じでは、この猿蟹後日譚 : 一名・猿蟹弔合戦の内容を書いているサイトもなさそうなので、自分がネ

『猿蟹弔合戦』で変体仮名に打ちのめされた記録と『みを』

最近の昔話は『やさしい世界』になっているらしい。 かちかち山でババア汁をおじいさんに食べ…

aosagi
1年前
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【読書】『虚像の天風 実像の三郎』を読む【中村天風】

……いや、別に世の中の中村天風ファンに喧嘩を売りたいとか、そういうわけではまったくないの…

aosagi
1年前
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【読書】呪物本を読んで得た学びと、SCPとAI生成【ホラー】

ふと思う。 夏といえばホラーなんて文化があったなと。 そんなわけでホラー本を探していたら…

aosagi
1年前
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『万の文反古』を読んで江戸時代とSNSを想う【井原西鶴】

図書館へ徒然草と方丈記を探しに行った際に、ついでだからとなんとなく手に取った本がある。 …

aosagi
1年前
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【読書】今更「シュレディンガーの猫」を理解した(ような気がする)【科学にすがるな…

「シュレディンガーの猫って、知ってる?」 なんでか知らないが日本でめちゃくちゃ擦られてい…

aosagi
1年前
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ムジナってなんだ?【怪談〜Kwaidan〜】

以前紹介した小泉八雲の『怪談』。 新しく生み出された円城塔版は、ニンジャスレイヤー風味を…

aosagi
1年前
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【逆説プランニング】……あれ? 気づいたらコーヒーミルがあるぞ?

『独学大全』という本がある。 『独学大全』は、読書猿氏による「独学者のためのあらゆる手法が詰まった本」だ。 そこらのビジネス本とは違い、あらゆる情報元をしっかりと載せた上で、それらを実用するための方法を詳しく解説してくれており、まさに独学者の最強の味方といえる。 (自分が図書館の素晴らしさや利用方法を理解したのもこの本のおかげだ) そしてその情報量ゆえに、分厚さもヤバい。 悪いことは言わない。電子書籍版を買おう。 単語で検索も出来るし、電子書籍のほうが絶対楽だから!