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育児に差し支える(その1)

イクメンという言葉が出てから10年以上
男性の育児参加が増えました。
といっても、そんなに多くない
と私の周りでは感じます。

「この人は本物のイクメン」
と思った人は、
去年公園で偶然出会った男性でした。

0歳児を抱っこ紐に入れ、3歳児と小学生の3人を1人でみて
見ず知らずの私と子育ての話を
20分以上話し続けられるという、すごいお父さんでした。

保育園での様子等、普段から子供の世話を
していないと分からない話ばかりで、
本当にイクメンているんだなぁと感心しました。

そこで比較するのもどうかと思う
元夫の場合


彼は介護士だったので、
おむつ替えには自信があったようで
娘が生まれる前から
出来るアピールをしていました。

ですが、実際おむつ交換した回数は、
片手で数える程でした。

元々自分の世話も出来ない人だったので、
子育ての協力は全く期待しておらず、
そこに怒りも不満もありませんでした。
邪魔さえしなければ。。

何がいけなかったのか後から考えると
家の狭さと変則勤務、
そして一番は彼の性質でした。

介護士は、基本的に変則勤務で、
夜勤が月に4回程あります。

夜勤というと
昔は夕方〜翌朝までが一般的でしたが、
今は労働時間が長い事から
深夜で区切った8時間が多そうです。
当時の彼の職場もそうでした。

体の負担を考えると
8時間労働は良いかもしれませんが、
子育て中の家族にとっては、
深夜に出入りされると微妙なのです。

大きな一軒家で寝室が離れていて音が気にならないとか、
気遣いのある性格の人だと
なんら問題なかったかもしれません。

けれど、彼は天然で鈍感でした。

娘は父親の鈍感さには全く似ず、
音に超敏感で(足の関節が鳴っただけで起きる)
寝付きも悪く、抱っこでしか寝ませんでした。

やっと寝かしつけた頃に帰ってきて、
娘は目を覚まし、また抱っこからやり直し。
風呂、食事と音は続き、なかなか寝ない娘。

あーあと思っていると、彼は自分の部屋に入り、娘より早く寝るのでした。

まぁ、そこは働いてるので仕方ない!
夜中も頑張って働いてくれてるのだから
と思った事もありました。

ただ性格は、どんな時間帯もずっと続くのです。

例えば、娘が寝ている時に帰ってきて、
一瞬起きかけたものの、すぐ寝てくれて助かった〜と思った直後、

何故か再びドアを開け、出て行ったり
(バイクに忘れ物を取りに行ったり、ガソリンを入れに出かけたり)

その10分後にまた帰ってきたり

出かける時も一旦出て、1分後に何かを忘れて戻ったり、
それを2回繰り返したり
そんな事が日常茶飯事。

築40年以上の団地のドアは
「パタン」ではなく、必ず「ガッチャン!」という音が鳴ります。

そっと閉めるようにお願いして
静かに帰ってきてくれた事もありましたが、

彼の性質上、つい忘れてしまうのか、
途中からは、その気もないのか謎のまま
別居となりました。

娘が泣いて起きたのは、ドアの開け閉めが断トツ1位ですが、
私を苛つかせたのは他にも沢山あります。

長くなりそうなので、その2に続きます。
読んでくださり、ありがとうございました。






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