絵画からイメージ作曲2021.12.31（109）

「シャユ踊り」スーラー 1890年

シャユとはカンカン踊りのこと。
恍惚とした楽しさが伝わってきますよね。
2021年も今日で最後。
いろいろあったけど、
気持ちはカンカン踊りでした。

リズミカルな変ホ長調になりました。

この絵の女性と男性は、当時としてはセクシーなダンスであったシャユ、つまりカンカンを熱狂的に踊っています。それは女性たちがスカートを持ち上げて脚を空中で揺り動かすダンスです。エネルギッシュな主題ではありますが、『シャユ踊り』はパリジャンの夜の娯楽のつかの間の場面ではなく、入念に構想された絵画なのです。スーラは光と色の効果に魅了されており、その効果を描写するための体系的な方法を見つけ出そうとしました。彼は細かく載せた無数の絵具の点、線、色彩の組み合わせによる厳密な秩序で、燃えるようなダンスをとらえました。
デイリーアートより