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絵画からイメージ作曲2022.4.7(206)

「池畔の大きな樫の木立」ロイスダール 1665年

前景の倒木を描き、強大なものでさえ長くは続かないことを表している。
諸行無常〜ですなぁ。
この状況と感情を4つの漢字で表現できる日本語は素晴らしいと思う。

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西洋的な諸行無常感のイメージでヘ短調になりました。

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右側は、樹木の広がる丘の頭上に壮大な雲が高く舞い上がります。前景にあるのは倒木です。これは単なる風景描写ではなく、強大で傲慢なものでさえも永遠には続かないことを、ドラマティックな力で象徴しています。したがってロイスダールの絵は本来、現実の風景の描写ではなく、比喩として見るべきでしょう。本作で画家は、オランダ絵画のシンプルな構図とイタリア風の新しさを組み合わせ、非凡な風景をつくりあげました。
デイリーアートより

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