絵画からイメージ作曲2021.11.17(65)
「ティーポットと果物のある静物」ゴーギャン 1896年
この巨匠の画家でも、
セザンヌの絵を模倣して研究しているんですね。
なんかちょっと嬉しくなります。
創作というのはすべて、
0から作り上げることは無いのかも。
右上の扉に人物がいるのが面白いです。
誰をイメージした?
などと思いを巡らせつつ、ハ長調になりました。
ゴーギャンのもっとも大切にしていた所有物の一つが、セザンヌによる油彩、『果物皿のある静物』です。本作で彼はその絵をお手本にしています。(ご存知の通り、セザンヌは静物画を愛していました。ゴーギャンはその絵と同じような狭い空間に、セザンヌのリンゴの代わりにマンゴーを、フランスの花柄の壁紙の代わりにタヒチ風の柄がプリントされた布を用いました。大きな相違点は、ドアか窓からちらっと見える右上の人物の姿です。この作品を完成させた翌年、ゴーギャンの経済状況はとても厳しく、非常に大事な彼のセザンヌ作品を売りに出さなければならないほどでした。
デイリーアートより
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?