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絵画からイメージ作曲2021.10.30(47)

「シャルロット・コルデー」ボードリー 1860年

この作品はあのフランス革命の事件を題材にしている。
この犯人のコルデーさんの顔。
やってしもたー、というより凛とした表情が印象的です。

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現場の生々しい感じはあるのですが、
重い空気の中にも雄大さを感じました。
ホ短調です。

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ポール・ボードリーのこの作品は、フランス革命時の歴史的事件ー1793年7月13日の夕刻、シャルロット・コルデーがジャン=ポール・マラーを暗殺した事件ーを題材にしています。ボードリーが構図を密室の中に限定しているのは、観る者を事件現場に没入させるため。等身大に描かれたシャルロット・コルデーが窓際で身を固くして虚空を見つめる一方、マラーは頭をがっくりと後ろに倒して浴槽に横たわり、胸にはまだナイフが刺さっています。上からの視点で短縮遠近法で描かれたマラーの姿が劇的効果を生み、2人の間でひっくり返った椅子、床に乱雑に散乱する書類や帽子が、事件の残忍性を表しています。
デイリーアートより

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