![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79936458/rectangle_large_type_2_15a9959c5da4b93a60a565db0877ef95.png?width=1200)
Photo by
happy_echium96
絵画からイメージ作曲2022.6.4(264)
「オリーブ畑」ゴッホ 1889年
ゴッホは、
仲間が描いたオリーブの抽象画に憤りを感じ、
自然のオリーブを描写しました。
オリーブに希望と癒しを表現したのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79936500/picture_pc_fc9ef62cc116ee76c3f15a2c9f65e3a9.png?width=1200)
晩秋の力強い生命力で変ロ長調になりました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79937644/picture_pc_893542f654905881da13d8ab8746788b.png?width=1200)
ゴッホは1889年11月に、画家仲間のエミール・ベルナールとポール・ゴーギャンから、『オリーブ山のキリスト』を含む、彼らの描いた聖書の場面の絵についての手紙を受け取っています。彼は想像のみで生み出されたそれらの作品に憤りを感じました。そしてそれに応じるように、自分のオリーブ畑へまっすぐ立ち戻りました。“抽象表現”の友人たちとは違い、ゴッホが着想を得たのは実際の自然だったのです。彼は一日の異なる時間帯で5枚のオリーブ畑を描き、移りゆく光と空気の効果をとらえました。以前のように、彼がオリーブの木と結びつけた希望と癒やしを表現しようと奮闘したのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?