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絵画からイメージ作曲2021.12.28(106)

「月下の雪景色」キルヒナー 1919年

この木版画は部屋からの景色なんです。
独特の色彩感ですね。
日本の作家と違い力強さがみなぎってます。

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力強さを表すのに「カノン」でイ長調になりました。

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『月下の雪景色』は、画家の“狂ったように美しい”自然の経験がもとになっています。非現実的な色彩で、レングマッタ通りを越えた彼の部屋の窓からの眺めを描いており、片側にはアルテインの山々が、背景にはティンツェンホルン山があります。キルヒナーはこの木版画を数個の版木にそれぞれ違う色をつけて刷りましたが、彼は色が重なり合うように隣や上に正確に色をのせていきました。その年の初め、彼は100kg(220ポンド)以上ある自分の印刷機を、ベルリンからスイスの彼の脱出の地まで持ってきたのでした。
デイリーアートより

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