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絵画からイメージ作曲2021.9.20(7)

「ヤルタ海岸」アイヴァゾフスキー

この絵で、アイヴァゾフスキーは
繊細な光と影の濃淡を使っています。

「濃淡」からイメージして、
音程の「跳躍進行」と「順次進行」を意識して
作ったメロディはこちら、変ロ長調。

1小節目が跳躍進行で、2小節目が順次進行。


1870年代から1880年代、アイヴァゾフスキーは控えめな色彩(初期作品の鮮明な色使いとは対照的です)で数枚の絵を描いていますが、その絵で彼は最高に繊細な光と影の濃淡を使い、海辺と空気の動きをより自然にとらえています。
『ヤルタ海岸』は風のない晴れた日に描かれました。街はヤルタの湾岸の東側から描写されています。
白みがかったぼんやりした霞の向こうで、クリミア山脈のふもとが沈みゆく太陽の光に照らされているのがわかります。
明るい雲は湾の水面に映り、船やボートは前景に、白い建物は丘のふもとや坂の上に広がります。

デイリーアートより

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