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絵画からイメージ作曲2021.12.2(80)

「靴下をはく女性」ボナール 1893年

この1893年という年は、
チャイコフスキーが交響曲第6番を初演した年。
「悲愴」と名づけられているこの交響曲。

初演の評判は良くなく、
チャイコフスキーはめっちゃ落ち込んだらしい。
あんな名曲でも時代を経ないと評価されないんだなぁ。

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ちょっと官能っぽく、
三連符のイ短調になりました。
いきなり2小節目から借用和音入れてみた。

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この絵の女性はボナールの妻、マルト・ド・メリニーのようです。黒の靴下をはいているところで、画家のいくつかの作品でも見られるように、明るい茶色の髪が顔を覆っています。
大胆な色使いで知られるボナールは、豪華な金色の背景にモデルを座らせました。腕や脚を布の海から引き離すわずかな緑と青によって、彼女の輪郭が定義されています。乱れた髪のうねりと、これからはかれる蛇のような靴下の有機的な形を通して、動感がつくり出されています。
デイリーアートより

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