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絵画からイメージ作曲2021.10.16(33)

「アッシジの聖フランチェスコの法悦」カラヴァッジョ

描かれている天使、
こんなに大きいんですね。
昔の宗教画に描かれているものって、
実在するんじゃないかと思ってます。

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タイトルにある「法悦」とは、
キリストの罪と自己同一化して悦になっているということ。
ニ短調になりました。

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劇場の照明のような光の使い方、ドラマチックな物語性、日常の人々や物事の自然主義的な描写。カラヴァッジョは、当時の絵画に革命をもたらしました。画家の最初の宗教画として知られる今日の作品には、これらの特徴が既に見て取れます。ちょうど法悦状態から脱しつつある聖フランチェスコが、天使に抱きかかえられています。影になっている背景に座っているのは、神秘的な光を浴びた羊飼い。キリストの受難を自己同一化した聖フランチェスコは、まさに聖痕-キリストが磔刑の際に負った傷-を受けたところ。カラヴァッジョは、聖フランチェスコ自身にしか聖痕が見えないように描いています。
デイリーアートより

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