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絵画からイメージ作曲2021.12.3(81)

「人々が会話する街角の風景」フレール 1633年

世界中のいつの時代にもどこにでもありそうな街の風景。
こんな絵大好きです。
毎日何ごとも起こらずただ淡々と過ぎていく幸せ。
この絵にもそれが滲み出ています。

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のんびりとしたアンダンテのヘ長調になりました。

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パン屋や理髪店(縞模様の柱や瀉血のための金のボウルでわかります)のある細い路地に所狭しとそびえ立つ、急勾配の屋根と細長い窓のレンガの家々は、フレールが街の風景という1650年頃出てきた新しいジャンルの開拓者であることを示しています。彼の絵は独特で、人物は一風変わっており、街の風景は舞台のようです。彼の作品は長い間、ヨハネス・フェルメールのものと混同されていました。彼の絵は世界でも有名な美術館における所蔵品の一つであり、それらはコレクターに珍しがられ、渇望されています。しかしこれまでのところ、ヤコーブス・フレールという画家は幻想のようです。
デイリーアートより

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