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超初心者向け?!上手くても立体感が苦手の方にオススメ。3つのポイント、お絵描きの前にLEGO(レゴ)のくるくる。簡単なレゴ(図形)に置き換えてゆるっと考える。見え方、面、カゲなどなどの手描きイラスト作成のnote記事。


はじめに

noteから12ヶ月連続投稿の通知が届き、いつの間にかお絵描きを始めてからも1年が過ぎて感慨深いお絵描き2年生ハロです。今日は初心に戻って、3次元のリアルの物を2次元というお絵描きしていく方法を、ゆるっとおさらいしたいと思います。

皆さんLEGO(レゴ)というブロックで遊んだことありますか?ハロも小さい頃レゴが好きで組み立ててはバラして、バラしては組み立て遊んでいました。

なぜレゴか?

そう、色々自分軸を考え、考察と検証を繰り返して挑戦している記事がキラキラ✨✨✨な、れごの記録さんが、レゴが好きでね。れごさんの記事を読んでて、そういえばハロもレゴ好きだったなって。

思いつきなのは内緒です☆彡

レゴを組み立てる時に説明書を見ながら組み立てるのですが、絵で次にどう組み立てるか描いてあるんですね。部品をくるくる回して考えて、絵の説明と同じになるよう組んでいきます。

レコの組み立てイメージ

レゴのくるくる

組んでいくと当然複雑になっていくのですが、同じ向きだけでなくて反対側も組まないとです。組みあがったものの反対側を組むために、突然カメラアングルが変わったりすると全くの別物に見えたりするんですね。そうするとどの角度で説明をしているか、くるくる回して考えるのです。

さて皆さん、このレゴのくるくる
お絵描きにどうつなげると思いますか?
今日はそういうお話です。

キャラにポーズを決めてから、頭の中でくるくる回してみて、迫力のある構図を考えたり、そもそもポーズをとった際の体のパーツがどう見えるか、頭の中でくるくる回して、考えてますね。物を持たせるにしても、その角度から見たような角度になるように、頭る中でやっぱりくるくる回しますね。

このようにレゴのくるくるって、お絵描きですごく使えることが理解できたと思います。

プラモデルでもマインクラフトでもいいと思います。ただ、プラモデルは複雑なので初心者向きではなく、マインクラフトよりも実物で見れ触れて解るレゴがベターなのかと思います。

簡単なレゴ(図形)で考える

お絵描きの練習方法で簡単な図形に置き換え考えるというのがあります。これは、直方体や球体・円柱などの簡単な図形に置き換えると、複雑な立体もアタリ(下描きの目安)をとりやすくなって、ラフ(下描き)しやすくなるというもの。

これをレゴを組んで、見て触って実際にくるくる回してみようっ☆彡

意識したいポイント3点

レゴを組んでくるくる回すだけでも、立体感がつかめると思います。次の3点を意識するだけ効果が体感3倍になるはずです。

①面→立体→空間の意識

2次元は縦と横しかありません。数学ではx軸、y軸で考えるアレです。3次元は「縦」と「横」に加えて「高さ」という要素が加わります。数学ではx軸、y軸、z軸のヤツです。

2次元の絵で3次元の立体を表すのに、3面図というものがあります。
前から横から上からとか3面を描く図で、同じ長さになるところは、できるだけ同じように描いてみましょう。

直方体の面は6つですが、一度に見えるのは3面だけです。つまり、見える3面がわかったら立体を描ける。人物の場合は上とか下とかからはあまり見ないので、前、横、後の3面を描くことが多そう。

定規を使うと製図感が出てハードルが上ってしまいますので、今回はフリーハンドでゆるっと描いていきましょう✨✨✨

3面図は、すっごい下手に見えると思います。これを、縦・横・高さを考えて立体的に描くとましに見えます。さらに、消失点を設定して、パース感(1点透視図)だして描くと同じフリーハンドのガタガタ絵なのにあら不思議。なんとなくそれっぽく見える気がしませんか?

この過程が、3面図は平面を意識しただけにたいして、縦・横・高さを考えて立体を意識でき、この立体をパース感にあわせて描くことで空間を意識できたことによると、ハロは考えています。

レゴのシャーシ

②回り込みの意識

お絵描き用語で「襟(えり)の回り込みを意識しないと素人っぽく見えちゃうよ」と言われがち。回り込みって、見えない側がどうつながっているかを考えて描こうねってことです。

隠れて見えない向こうの線を点線で描いたりしてみよう。車の反対側やタイヤもどんどん描いていって、透視スキルを磨こう!透明のレゴで組んだら最強じゃね!?

③圧縮の意識

お絵描き用語ばかりで話すと「きついパース感のある時奥行が圧縮されて迫力が出てくる」なんて、意味の解らない方も、レゴで観察すると一発で理解できますよ~。

車ってたいてい、縦(長さ)の方が、横(幅)より明らかに長いよね?でも、車が向かってくると横(幅)の方が長く見てる。この時、縦(長さ)が、縮んでいるように見えるから圧縮と言います。

圧縮が上手くなると、今の話の向かってくる車とか刃の切っ先や銃口を突き付けたりの表現ができるので、本能的に危機感を感じて見てしまう状況を描けるので、迫力のある絵につながるのでは!?

レゴの簡単な消防車

坂道のパース

ハシゴなんだけど傾斜がついてるのね。背景で急に坂道とか階段とかと同じ考え方です。坂道の消失点が産まれるよ🌟平行な線は、同一消失点に向かうので、傾斜がついており平行でない線は別の消失点に向かうってこと。

わからない方は、周りと違う消失点に向かうんです。YOUTUBEやXで勉強になる動画や絵多く上げてくださっている「アシスタント背景美塾MAEDAX派さんが、わかりやすいのでお勧めです。


レゴの簡単な消防車
雰囲気速描してみた

陰影の意識(面カゲと落カゲ)

面カゲ(陰・シェード)

各面を意識すると、光源(光源数や反射光も考えれたらベター)に対しての面の角度による明度差が面カゲになります。同じ面は同じくらい暗さの「面カゲ」ができていることに気が付くと思います。レゴのくるくる練習の面を意識の中に、この面カゲの意識も入れてほしいのです。

落カゲ(影・シャドウ)
対して、光源の光を遮られて、その先に落ちる影を「落カゲ」というよ。木漏れ日は枝とか葉っぱとかの落カゲだよ。観察すると面白いと思います。

リアルより消防車速描練習

さすがにハードル下げ過ぎて練習にならない強迫観念がむくむく。リアルより消防車を速描してみよう。頭の中でレゴの消防車を組んでくるくる回して、面→立体→空間やら回り込みやら圧縮やらを意識しながら描いたら、意外と上手く描けるかもね。

面カゲと落カゲも探してみてね。

消防車速描

おわりに

いかがでしたか?ゆるっとのつもりが、意外とまじめな話にっ💦昨日の自分より1ブロックでも成長できたら大成功!たまにはレゴで遊んで楽しみながらお絵描きを続けていこう✨✨✨ではっ!

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