TUG BOOKS / 田山直樹
小豆島に暮らす店主が島での暮らしで感じる事と、そこから思い起こされる様々な本について書いている、書評のような、日記のような、あるいはエッセイのような雑文です。
小豆島に住み始めて驚いたこと。 それは、常に鳥の声が聞こえることだ。 都会で聞こえるようなハトやカラスの声はあまり聞かない。 (そもそも都会でよく見るドバトを見ない。キジバトをたまに見かける程度) 代わりに、スズメやメジロ、イソヒヨドリ(※1)にツバメ、ヒタキ類など、季節や場所に応じて様々な鳥が鳴いている。 <イソヒヨドリ> 朝はさえずる鳥の声で目が覚めるし、家の外で友達と電話していたら背後の鳥の声を普通に拾って「どこで電話してるん?天国?」と聞かれることもしょっちゅう
小豆島にて開店準備中の「TUG BOOKS」。 今回は店名である「TUG BOOKS」の由来と、そこに込めた思いについて話そうと思います。 TUGとはそもそもTUG BOOKSのTUGとは何か。 このTUGは「TUGBOAT」(タグボート)から取っています。 ※間違えやすいのですが、SNSなどで使われるタグという言葉は「TAG」(荷札の意)であり、お店の名前である「TUG」とは異なります。 では、そのタグボートとはどんな船なのか。まずはタグボートについての説明をしていきま
こんばんは。TUG BOOKSの田山です。 9/11(土)~9/26(日)まで名古屋のギャラリー「tonari」さんにて行なわれるイベントに出店することが決まりました! 今回はそのイベントを行うきっかけとなった名古屋とのつながりについてのお話、そしてイベントの告知です。 名古屋との縁小豆島に移住する前、2015~2019年の4年間、名古屋に住んでいました。 仕事の転勤で移り住むことになった名古屋。 縁もゆかりも全くない場所でしたが、そこでの日々は刺激にあふれたものでした。
念願の小豆島暮らし。 地域おこし協力隊として様々な人と知り合いつつ、小豆島での暮らしを満喫しています。 小豆島は晴天が多く、海も山も近いため、マリンアクティビティや山登りなどを思い立ったらすぐに楽しむことができますし、神戸・姫路・岡山・高松へと向かうフェリーがあるので、買い物に行こうと思えば行ける(船で街に向かうという非日常感を味わえます)ので、そこまで不便を感じません。 何より、小豆島に来てあらゆる年代の人と仲良くなりました。 友達の年齢は2歳~80歳代と、ほぼ全年代の
はじめまして。 TUG BOOKS(タグブックス)店主の田山と申します。 私は現在、瀬戸内海にぽっかりと浮かぶ島、小豆島にて「TUG BOOKS」という書店を開業すべく準備を進めております。(2022年5月オープン予定です) オリーブや素麺、お醤油や佃煮などの特産品に「二十四の瞳」の映画の舞台としても有名な小豆島。 小豆島に暮らし始めて3年目。 実はこの島、6年ほど前に旅行で初めて訪れるまでは縁もゆかりもなかった場所なんです。 そんな私がなぜ小豆島に移り住むことになっ