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偉大なるバービー、偉大なるアメリカ
バービー、それはアメリカを長年代表する、美しい女性そのものであった。また、人形でありながらリアルさを持ったキャラクターという地位は、その時代の女性の美しさを代表していたという。
しかしながら、また当然のことながら、昨今のポリコレの流れは、バービー的美しさをも分断し、映画バービーでは永遠の彼氏ケンを袖にし、おばちゃん実業家として活躍する筋書きとのことで、往年のファンからの失望の声が上がっているのだと言う。
大不評の映画『Barbie』、レビューがおもしろくて逆に見たくなった:
— 🇺🇸 🇯🇵Blah (@yousayblah) July 21, 2023
🩷ポリコレ&フェミ臭プンプン女様オナ映画
🌸出てくる男ほぼ全員クソ、女様は非の打ち所ナシの聖人&バリキャリ
🎀「家父長制」という単語が10回出てくる
🛍️女様達を有害な男らしさの奴隷にしようとしたケンは罰として下級市民に pic.twitter.com/HxFOcLoUdp
しかし、偉大なるアメリカは、やはりどれだけポリコレのメッキを貼り付けても、真の姿を忘れなかったようだ。こちらのファンアートに、公式が👍をつけたことが発端で、日本人の怒りを買っているという。
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公式から👍を貰った模様
「USA, USA」の声がこだましそうな絵であることは間違いがない。
ここでオッペンハイマーの生涯は、まあ言及するまでもないであろう。原子爆弾の開発者として名を馳せたが、その力が多くの命を奪い、さらには将来起こるかもしれない核戦争を憂いたという。
彼自身は病弱であったというし、本人の写真を見る限り女性を肩に担ぎ上げるようなことはできそうではないが、実物としてのオッペンハイマーはどうでも良いのだ。
今一度、この絵をご覧頂いたい、自国を勝利へ導く大戦果たる核の業火を背景に、自信みなぎる眼光、片腕で女性を担ぎ上げる男らしい姿。まさにキング・オブ・マッチョである。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112139549/picture_pc_93e3f3974643f49aafa91d94d5113a33.png?width=800)
アメリカのポップカルチャーを代表する名作である
そして、そんな彼に相応しい美女として、バービーはこれ見よがしに彼の大戦果を背に微笑み、頬に手を回している。これこそがアメリカであり、男らしさを讃えることの極みである。
無論、輸入物のポリコレメッキを内在化した良識派の日本人の皆々様が、公式に怒りの署名でも送りつければ、きっと「すみませんでしたもうしませんペロ😋」というプレスリリースを出して、例の👍のツイートぐらいは消してくれるであろう。
そうしてポリコレメッキの正しさを自覚し、「正義は果たされた」とニンマリすることにどれだけの意味があるのかはわからない、しかしながらこの優れたポップアートの、普遍的な美男と美女の構図は、これからも輝き続けるであろうし、アメリカはいつだってメッキを剥がすことができる。彼らは偉大な文明を持っている、間違いなく。
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